緑地帯にシナサワグルミ(支那沢胡桃)の並木があります。
5月頃、淡い黄緑の花穂を下向きに咲かせ、夏になると緑の果実になります。
上の方からたくさん、玉簾のような果実が垂れてゐる様子は実に涼しげです。
食べられる胡桃は日本ではオニグルミが多いやうですが、実の直径は直系2〜3cmぐらいです。
一方、シナサワグルミの方は僅か5〜6mmの核の両脇に翼のついた形をした翼果です。
プロペラやうに回り風に乗って遠くへ飛ぶやうになってゐます。
しかし、遠くに飛ぶとは限らず木の周りにも沢山落ちてきます。
胡桃の仲間ですからとても固く丸いので、舗装道路などで踏むと良く滑ります。
敷き述べたベアリングのやうに滑るので、ころんで手首など骨折する人が出るほどです。
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