実際にあった事件をモチーフにしたフランス映画です。
20世紀の喜劇王チャーリー・チャップリン死去から間もない1978年、スイス、レマン湖畔。
チャップリンの墓から棺桶を掘り出し、「身代金」を要求するマヌケでドジな二人組。
チャップリン作品は、かなり前に何作か見たことがあります。
チャップリン作品へのオマージュが満載とのことでしたが、それほどでもなかったし、笑いも感動もたいして無く、期待外れでした。
逮捕後の二人の裁判の検察官と弁護士のやり取りは、「ハムレット」を引用するなど、とてもよかったのですが、実際の裁判記録に基づくものだそうで驚きます。
チャップリンの遺族は企画に最初は反対したものの、全面協力。
息子と孫娘が出演していて、撮影にはチャップリン一家が晩年に住んだスイスの邸宅や、チャップリンが実際に埋葬された墓地が使われたそうです。
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