正直ボランティアをしていて虚しくなるときがあります。
それはボランティアで行った先の大人が
「・・タダなんだからもらっとけ!」
という意識がひどいとき。
もっと悪いケースの場合は
「・・どうせタダでおもちゃやお菓子を配る人がいるんだから」
といって、子供たちに自分たちの努力でそれらを与えないケースです。
こうなるともうボランティアはかえって彼らにとって害でしかなく
自助努力は期待できません。
自分たちが用意しているおもちゃやお菓子は寄付者の方たちがなけなしのお金を払って用意しているものです。
そんな財産ともいえるおもちゃなどを、マスターベーションに等しいバラマキ行為で失うわけにはいかない。それが自分の理念です。
自分たちは半ば定例化していた場所はしばらく時間をあけることにしました。
メンバーたちの知恵をかりて常に新しスラムを発見し、そこにでむくことができればそれがベストです。
「学校へは絶対にいかなくてはいけないんだ」
「勉強をしていたらいいこともある!」
そういう風に思ってくれる子供を育てることこそが我々の役目なんです。
今回そのために新しい場所プンミーというスラムに行ってきました。
地区の人たちは協力的で、子供たちも最後まで話をきいてくれてよかったと思っています。
今後も新しいスラムを見つけるつもりでおりますが、もしバンコクに詳しい方々が
「ここにもスラムあるよ」
という情報があればぜひ教えてください。可能な限り出向いたします。
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