感情で現実をぼやかせていいのか
先日の高槻中1女子殺人事件では徐々に少女たちの生活があきらかになってきた。
たとえば平田奈津美さん、彼女の場合
常にLINEで友達と連絡を取り夜遊びを誘うときもあったこと。
友達とお金を出し合い簡易テントを買い、それで外泊を何度も繰り返していたこと。
こういう事実が浮かび上がってくるにつれて自分の中では例の川崎中1殺人事件のことが頭に浮かんだ。
事件を作り出した原因はほぼあてはまるのではないか。
殺された上村くんもLINEを使い夜遊びを繰り返していた。
自分がこういった事実から高槻の事件を
「無分別に携帯を買い与え外泊を許す親にも問題があるのではないか」
ととあるSNSで発言したら。
「親はとっくに罰を受け惨い目にあっているじゃないか!」
と非難がでる。
もちろん、幼い子供が失われているのだから親はつらいだろう。周囲も悲しいだろう。
しかし感情論に流されてしまったらもっと大切なものを見失うんじゃないか?
親とのコミュニケーションがまず第一に必要な時期にどうして不特定多数と連絡がとれる携帯が必要なんだろう?
子供が夜遊びや外泊を繰り返すことをどうして認められるのだろう?最低限、児童相談所に一時的に保護してもらうことはできたのでは?
子供を失って泣くぐらいだったらその前にできることがたくさんあったのではないか?
こういった事件で感傷のみにひたるのではなく、地域単位で中学生の携帯電話不許可の条例をつくるとか、夜遊びを繰り返す子供の親に行政指導する法案をつくるとかしないと、この種の事件は防げない。
大阪中1遺棄 13年前と手口同様
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3579679
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