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2015年08月13日05:05

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落語の徒然(浅き夢見し)

夏の短い夜は、昼間の暑さを避けて河辺で夕涼み。

御盆の回り灯籠に映る影絵を見ながら、窓を開け放ち蚊帳の中で西瓜、瓜を食べます。
うたた寝をすると、迷い込んだ蛍と伴にこの世ならぬ物の気の悪戯が〜。
又夕立やにわか雨と稲光、雲から足を踏み外し落ちる者
病の虫や大蛇の道行き,闇夜に潜む、怪しい気配は、恐怖と興味を誘います。

役者や女郎の白い化粧も闇に浮かんで艶かしさを増します。
提灯や行灯の仄かな明かりが風に揺らめき雨がしとしと降る夜は見えない心の窓が開きます。

幽霊の正体見たり枯れ尾花

幽霊は人の魂、妖怪は、物の精、化け物は弧狸の化けた物に別れます。

幽霊の噺は「三年目」「竃幽霊」「牡丹灯篭」「真景累ヶ淵」「幽霊使い」「乳房榎」「悋気の火の玉」「もう半分」

妖怪は「ろくろ首」「のっぺらぼう」「茄子娘」「天狗裁き」「田能久」「五光」

化け物は「化物使い」「狸化け寺」「豆狸」「狸賽」「七度狐」「稲荷俥」「王子の稲荷」


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