mixiユーザー(id:6231411)

2015年08月10日21:13

340 view

見る側の勝手な論理

春は春で肌寒い気候の中、開幕する甲子園。
夏は真夏の酷暑の中で連投を重ねる投手に「肩は消耗品」の論理をぶつけては、毎年のように球児の酷使を危惧しての議論が生まれてかまびすしい昨今ではあるが、その姿を「美しい」と感じるのが危ういとまで言い出すのは思想コントロールまでしたいのか?と逆に日本の言論の不自由さが浮き彫りとなって危うさを覚えてしまう。

高校野球までも「スポーツを通じた教育の一環だ」と堅苦しい話を展開する積もりはないが、目の前の試合、目の前の優勝、高校日本一をチームで目指す、というスポーツを純粋に切り取った時に自然に発生するプレイヤーの気持ちまで押さえ込んではならない、と僕は感じる。

或いは、その姿に感動する観客が居たとしてもまた自然な流れではないか。
確かに、高校球児の中には、将来のメジャーリーガーもnpbのプロ野球選手も混じっているだろう。しかし彼らとてチームメイトと一緒に目の前の試合に勝ち、優勝を目指したい思いは同じではないだろうか。
それとも、逸材は野球部に属さずクラブチームに身を移し、勝つことも負けることも無関係に努力して自己研鑽してスカウトされるのを待つのが望ましいのだろうか

或いは、到底プロでは導入される筈もない7イニング制やタイブレーク制で優勝する選手に価値を見出だしたいとでも云うのだろうか。
青田買いやプロの二次チームに逸材が集まるサッカーの世界に於いても、サッカー少年の夢や目標が高校サッカーには無いとでも云うのだろうか。
野球と比べれば、炎天下のサッカーやバスケットボールはもっと地獄の苦しみがある。

怪我で退場する選手は、実際は命の危険云々よりも
チームの一員として闘う事が中断されることの方がショックな筈である。でも、「よく闘ったから、もう休んで。ナイスファイトやったよ!」と拍手するのは、至って普通でありおかしな事では無いのだ。

そこに思想的な違和感をぶつけるのは、何様の積もりだ!と逆に批判したい位である。
確かに以前と比べれば真夏の酷暑は苛烈を極めており、「こんな炎天下で、スポーツさせるのはナンセンスだ」と叫ぶ事は敢えて否定しない。
だが、勘違いしないで欲しいのは「他の高校スポーツも同じ」で、今まさにインターハイも開催されている事実を無視しないで欲しいのだ。

肩の酷使を緩和させたいのなら、投手の登録人数を増やすか、試合数を減らして行うか、秋にやるか、夜にやるか。
工夫して行うように議論が生まれてくるべきだ。違うだろうか。

「俺、メジャー目指してるんで、夏は投げるの控えます」
なんてほざく投手が「注目の逸材」足り得るとはどうしても考えがたいのである。

大学時代に所属していた野球サークルの先輩に、甲子園で2勝した人が居たが、怪我で大学の野球部には進まず、草野球に留まってる人が居たが
「野球、好きだから。したい時に出来ればそれで良いのよ」
と言って、今では商社マンだ。メジャーやプロの世界に行きたい人だけの高校野球ではない事も忘れてはならない。

■流血退場の選手を拍手で見送る観客に疑問の声【第97回甲子園・高校野球】
(日刊SPA! - 08月10日 18:52)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=81&from=diary&id=3559914
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2015年08月>
日 月 火 水 木 金 土
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     

最近の日記

もっと見る