mixiユーザー(id:18627182)

2015年04月15日21:11

758 view

『大アマゾン展』に行って来た。

夜勤明けの半休、ミュージアム♪
「ついに、冒険の時が来た。」
このキャッチコピー、イイっすね。ついながら、コチラの展覧会へ。


国立科学博物館「大アマゾン展」
【展覧会HP】http://www.tbs.co.jp/amazon-ten/
フォト
本展も、開催を知った当初から「面白そう!」て期待値の高かった展覧会。
しかし科博の特別展は、子ども連れをターゲットにしたような企画が多く、本展もそのご多分に漏れずって感じで、そうなってくると、子どもらの学校がお休みの時節、すなわち春休みや黄金週間中、あるいは土日祝日は混雑が懸念され、これを外した平日にお邪魔しようと、機会を待ってたら、このタイミングでの訪問とあいなった次第っすm(__)m
で、頃合いを見計らった甲斐あってか、全然混雑ナシの好環境で見学出来ました!


展示は、大きく分けて13のコーナーで構成されてました。
日本の国土の約20倍に相当するという「大アマゾン」に棲息する、様々な生物を分類し、それぞれ紹介するコーナーであります。

<1>翼竜・魚類・植物・昆虫の化石
太古の昔にアマゾンに棲息してたらしい、様々な生物の化石を展示。
ゴキブリの化石とかもありました。。。(;´∀`)
最初のこのコーナーは、ちょっと地味かな? て思ったんすけど。。。

<2>哺乳類
ここからは、現世のアマゾンで見ることが出来る生物たちを、剥製を中心に展示。
最初のコーナーは哺乳類。ピグミーマーモセットとかカピバラとかアルマジロとかナマケモノとかアリクイとか、アマゾン固有の種も多数。
ピューマとかジャガーのような、かっけえ動物もたくさんいましたが、自分でも意外なことに、いちばん「かっけえ!」て感動したのはアルマジロでした。ホント、甲冑みたい。一方、オモロかったのはナマケモノ(*´▽`*)♪

<3>鳥類
コンゴウインコ、ハチドリ、コンドルなど、見聞きしたことある有名な鳥から、はじめて目にする珍しい鳥まで、「かなり豊富に取り揃えてある」て感じでした。
面白かったのは、それぞれの鳥の、羽や体部のカラーリングというか、配色。
インコやオウムはもとより、すっごくカラフルな色彩の鳥が多かったんですが、「何でそんな色合いよ?」「そんな配色センス(色の取り合わせの感覚)、わしにはないなあ」て、面白い色彩の鳥が多く、いろんな意味で刺激・衝撃を受けましたね。
いろいろ理由があって、こういう色合・形状に進化して来たんでしょうが、、、て、「生命の神秘」をいちばん実感できたコーナーでした。
あと、コンドルのバカでかさ、逆に、ハチドリの小ささに、びっくりしました(;゚Д゚)!

<4>爬虫類・両生類
5mを超す巨大アナコンダや、ワニ、触れれば人も死ぬという猛毒を持つカエルなど、全体に(見た目も含め)コワイ生物が目白押しのコーナーでした。
ヤドクガエルとかは、凄くカラフルで、ちっちゃくて、見た目はカワイイ感じなんですが、恐るべき猛毒の持ち主です(;´∀`)
あと、映像による解説が、いちばん面白かったコーナーでもありました。
このほかのコーナーでも、要所要所に、貴重な生態を撮影することに成功した映像による解説は、設置してあったんですけど。。。
ここのコーナーでは、大のオトナが4人がかりで巨大アナコンダを捕獲する映像。カエルから採取した毒を吹き矢の先に塗って、これを用いて狩りをする先住民の映像。と、取り分け興味深い映像が流れてました。

<5>昆虫
鳥類と並んで、もっとも惹きつけられた展示がこちらのコーナーでした。
何しろモルフォチョウの色のキレイさです!
なんっすか、このめちゃくちゃキレイなメタリックブルーは! すっげえ光り輝いてるじゃないっすか?! て、かなりの長時間、目をむいて標本の前に張り付いてました(;´∀`)
そのほか、カブトムシやカミキリムシや、あとタランチュラなんかも展示してありましたが(全部標本です)、これらはちょっと気持ち悪かったすね、正直。。。こんなヤツらが大挙して、もぞもぞ動き回ってんのか? て想像すると、鳥肌が立ちました。てか、いまも思い返すとゾワゾワします(;´Д`)

<6>ジオラマ
アマゾンのジャングルの中を実体験できるような、原寸大のジオラマ空間が設置してありました。
柵の外から鑑賞するだけで、ジオラマの中に入ることは出来ませんでしたし、ほんの数mの間だけでしたけど。

<7>アマゾン・カワイルカ、<8>魚類
世界最大の淡水魚・ピラルクーをはじめ、カワイルカもそうですし、ナマズの仲間、デンキウナギなど、でっかい魚が多かったです。さすがは大アマゾン!
そして、アマゾンってったら、わしなんかは真っ先にコイツを思い浮かべる、ピラニア! でも、現地の人はピラニアより、コチラを恐れるらしいです、カンディル!
確かに、解説映像を見ると、こっちの方が怖いかも。。。てか、ルックスも不気味です(;´Д`)

<9>菌類、<10>水草
キノコとか水草とか、ちょっと地味な展示内容でした。
ただ、地球の裏側にある日本と、同じような植生のキノコがアマゾンにも分布してるとか、興味深い点もありましたね。

<11>先住民の装飾品
なかなかオシャレなアクセサリーとかありました。
ネイティブ・アメリカンの装飾品が好きで身に付けてる人とかって、けっこう居ると思うんですけど、それに似た印象でしたね。

<12>アマゾン体感! 4Kシアター
何気に、いちばん「おおっ!」て思ったコーナーかも?
横8m×高さ4.2mの超大型スクリーンで、13分ほどの映像が流されてます。
まるで、実際にアマゾンを冒険してるかのような錯覚に捉われる、臨場感抜群の高画質映像と高音質オーディオ。
こういう大画面で見るに相応しい素材だよね、雄大なアマゾンは! て、わし自身までが何だか雄大になったかのような、おかしな錯覚に捉われて、妙に態度がデカくなったりもして。。。(;´∀`)

<13>第2会場
本展の公式サポーター・さかなクンが、アマゾン川で釣って来たというピラニア、そしてカンディルの生体が、水槽の中に展示されてました。
そして、さかなクンが例のハイテンションで、ピラニアを釣り上げたり、ピラルクーに触れたり、カワイルカと戯れたりする映像。さらに、絵も巧い彼の手になる魚のイラストなども展示してありました。


つうわけで、今回もかなり楽しめました、ミュージアム!
わしにとっては全く専門外の分野なんですが(まあ別に美術・工芸が専門ってわけでもないですが)、やはり科博の展示はクオリティー高いですね♪
2 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する