死にもルールがある。
一週間前におきたドイツ機墜落は副操縦士の自殺によるものという説が濃厚になってきた。
誤解を怖れずに言えば、自分はこの種の自殺志願者を憎悪している。
もちろん、同情するべき自殺はある。
たとえば不治の病であるとか、耐えがたい拷問の前であるとか。
しかし一部の自殺志願者は、死をまるで美しいものととらえているようである。
一番腹がたつ輩は、自己憐憫でこりかたまっている人達である。
自分のことしか眼中になく、自分の��合だけで考え、周囲の人を巻き添えにすることも辞さない。
日本にもこの種の人達は多数いて、ただでさえ不便な生活の中、投身自殺で満員電車を止めたりする。
最悪の場合は、硫化水素を発生させて、周囲の人達をガス中毒にさせたりするのだ。
もちろん、そういった性格も含めて病気だといわれれば、そうなのだろう。
しかし自殺する人達は自分を憐れむことはあっても、他者を憐れむと言うことがあるのだろうか。
多くの場合この種の自殺はその人の性格にも起因してはいまいか。
そういった彼らはたしかに他者のことを考えている部分はあるだろうが、あくまで
” 自分が一番 ”
に違いない。
人生が苦痛というなら、人生などは端から虚無感の連続であり、長く苦しい坂をあえぎながら歩き続ける苦行と同じではないか。
報道によるとこの副操縦士は網膜剥離や精神的な病気など同情すべき部分はあったらしい。
ただそれでも自分はいいたい。
「あなたが自分自身の人生を抱えているように、他人もまた自分自身の人生を精一杯生きている。あなたに彼らの人生まで奪う権利があったのだろうか」
墜落のドイツ機副操縦士、免許取得前に自殺願望で治療
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=52&from=diary&id=3347077
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