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2015年03月13日19:06

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Three Dog Night「Around The World With Three Dog Night」

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スリー・ドッグ・ナイト(以下、3DN)のキーボーディスト、ジミー・グリーンスプーンが亡くなったそうだ。

日本で3DNの人気が今一なのは、リード・ヴォーカリストが3人いたり、曲の殆どがメンバーの作ではないなど、ロック・バンドとしては異例過ぎる形態をとっているからだろう。

しかし実際は、だからこそ3DNにしかない魅力がある。

そして私が最も愛聴しているアルバムがこちら「Around The World With Three Dog Night」だ。

3DNのライヴ・アルバムと言えば1969年の「Captured Live At The Forum」が有名だが、1972年の世界ツアーから収録されたこちらの方が曲が多く、3年遅い分、曲目が充実している。

曲目は

One Man Band
Never Been to Spain
Going in Circles
Family of Man
Midnight Runaway
Liar
Good Feelin' 1957
Organ Solo
Eli's Coming
Joy to the World
Black and White
Pieces of April
Out in the Country
Mama Told Me (Not to Come)
Drum Solo
An Old Fashioned Love Song
Jam

元は2LPsだが、CDでは1枚に全て入っているのも聴きやすくて良い。

更にこのedsel盤は、ツアー当時の最新作である1972年作「Seven Separate Fools」とのカップリングになっているのが尚良い。

どうしても三者三様なヴォーカルに耳を奪われがちとなるが、端正に洗練された絡みを聴かせてくれるバンドのアレンジと演奏が実に一流。

特にマイク・アルサップのギターとジミー・グリーンスプーンのキーボードのバランスは絶妙だ。

このライヴ・アルバムはそんな3DNの極め付けだと思う。

合掌。

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