mixiユーザー(id:16012523)

2014年12月31日13:54

222 view

2014年を振り返る

 今年を総括しようと思って過去の日記を読んでたのだが…

 なんか、あまり記憶にない(爆)。なんだろ〜なあ、こうやって、あっという間に一年が過ぎていくのかなあ。なんか、もっと密度高く、記憶に克明に残る時間を過ごしたい…とか、思いつつも、それなりに楽しく過ごせた一年だった。まあ、アホの安倍首相の動向を除けば、だけど。

 2月に関東では大雪が二度も振って大変なことになった。その内の最初の豪雪の翌日、柔道の昇段試験だったのである。この時の大変さはよく覚えてる。ちなみに、柔道はもう8月くらいから行ってないけど、このまま多分休会するだろう。来年は別のことを始めようかと画策している。

 5月には薙刀の都大会があって、王者T川さんに見事な二本負けを期して、我ながら反省した。ちなみに今年はC君も全国ではあまりいい結果が出せず、ちょっと伸び悩んだ感である。来年は巻き返しを図る!

 8月に実家の伊豆に帰った時、があちゃんを初めての水族館に連れていった。が、この時、があちゃんは風邪っぴきで、しかも実物のイルカさんに退屈してしまい結構、早々に帰った。けど、この時に買ったイルカのマスコットは、今でも大事に遊んでいる。う〜む…

 また、同じ8月にはマイミクの武芸さんとお会いした。遠くにお住まいなので、中々会う機会がないが、僅かな時間を縫って会える機会をつくって下さったのである。。なんと、前回お会いしてから5年ぶりだというから驚いた。年齢も近い事もあり、色々とお話ができて非常によかった。またお会いできる日を楽しみにしている。

 通年を通した印象でいうと、今年は今まで敬遠してきた経済系の本についに手を出した、という印象が強い。正直、経済的尺度で物事をはかることそれ自体に僕は否定的だったのだが、ある程度、その基軸もわきまえた上で考えることが必要かと思ったのである。あまり計算やグラフに拠らない、時評的なものから手を出すことで、自分のアレルギーを抑えた感じである。アメリカに対する理解を深める、という方向性も同時にあった。

 今年読んだ、特に印象に残った本を5冊あげてみよう。

1、N・チョムスキー 『アメリカが本当に望んでいること』
2、P・クルーグマン 『格差はつくられた』
3、森嶋通夫   『なぜ日本は没落するか』
4、金子勝  『閉塞経済』
5、J・E・スティグリッツ  『世界を不幸にしたグローバリズムの正体』

 孫埼さんの本が入らなかったな。森嶋先生の本は、ごく最近読んだ本だけどとても面白かった。古賀さんの『国家の暴走』もいい本だった。それにしても、きちんとした知識を身につければつけるほど、安倍政権が間違ってる方向性だと判るのが興味深い。どうして自民党に投票しようなんて気が起きるのか、僕には理解できない。

 まあけど、ある程度区切りがついたので、最近はまた小説を読んでいる。最近思うのだが、つまらない小説は、つまらない時事書より読むのがしんどい。あと、読後の満足感も微妙だ。小説は相当に内容がよくないと、読後の印象が薄くなる。

 この年末に来て、唐突に水木しげるブームが到来。『墓場の奇太郎』1巻と『悪魔くん』(貸本復刻版)を読んだ。特に『悪魔くん』がめちゃくちゃ面白い! いや、水木先生が日本の妖怪に特化していく過程で、この「悪魔学」の系譜がなくなっていったのはちょっと残念かも。水木先生のブームはしばらく続くと見た。

 そんなこんなで、今年もまあ楽しく過ごした。娘も大病することなく元気にしている。日に日に成長する娘の姿を見るのが、何よりも幸せ。

 それでは今年もお世話になりました。来年もまたよろしくお願いします。よいお年を!

 
4 6

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2014年12月>
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031