いつまでも止められない!
メールはオルガズムと、同じ快感?
人類の歴史の中で、これほど文章が書かれている時代はないかもしれない。メールやSNSにおいて、誰もがまるで絵を描くように美しい文章を競って作る。しかし私たちはなぜ、こんなにも文章を書くことが好きなのだろうか。
その意外な理由は、アメリカのミレニアム世代(1980年代以降に生まれた人)に向けられたメディアELITE DAILYで話題になっていた。
文章を書くと、
オルガズムに達したときと同じ快感が
その秘密は、脳にあることがわかった。文章を書くことによって、脳の中でドーパミンが分泌されるのだ。これはセックスのとき、オルガズムに達したときに分泌されるのと同じ物質なのだ。
またドーパミンは脳内麻薬とも言われ、依存性がある。つまり我々は、文章を書くと、非常に強い快感を感じる。そしてその快感を再び得るために、また文章を書くというループに陥っているのだ。
さらにドーパミンは、予想外のことに出会ったときに、より強く作用することがわかっている。メールやコメントは、いつ来るかわからない。だからこそ、受け取ったときに強い快感があるのだ。これは書く事だけでなく、読むことにも常習性があることを意味している。
恋人との性生活がうまくいっていない人がいるとしたら、実はなんらかのメッセージを送るだけで、同じ快感をお互いに与え合えっているからかもしれない。こう考えると、メールやSNSがこれほどまでに発展している理由も納得できる。
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