ドカちんのクラッチミート時の不快な感触を対策するために
クラッチ関係を開けてみます。
右サイドカウルを取り、クラッチカバーを取り、スプリング拘束ネジを外し、
プレッシャープレートを外すとクラッチ板とご対面。
そしてクラッチ板を引っ張り出します。
この時点ですでに、中身や周囲が黒い粉だらけ。
車体側はウエスで拭いても奥のほうが残るので…
コンプレッサーとエアーダスターガンでバシュ、バシュ。
そしてインナーとアウターの段つき摩耗をチェック。
特に問題はないようだ、うん合格。
そして、ディスクのほうを見ると…
赤茶色のブツブツがついている。
どう見ても、金属粉が錆びた跡だ。
フェーシングやドリブンディスクの削れカスがフェーシング隙間に溜まって、
雨水の侵入で錆びて固着して隙間を塞ぎ、カスが外に出てこれないと判断。
小さいマイナスドライバーで1枚づつ、表裏共にチマチマとゴミを落としつつ
フェーシング表面や外側の歯をチェックします。
ああ〜 メンドクセ。
組む前に全部の板の表面をスポンジヤスリで軽く撫でて、元通りに組みなおして復旧。
軽くテスト走行したら、見事に症状が消えていました。
ちなみに、クラッチ関係は1年ほど放置しっぱなし。
やはり日頃の点検・清掃は基本だという事を再認識しました。
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