本日は、今やエンターテイメント監督になってしまった、ぴあ出身の大谷監督の映画を。彼が、まだドラマに重点を置いていた頃の映画を見ました。
女流棋士という珍しい職業で頑張る、とても勝気な主人公とその夫。同じく棋士の妹とその彼氏の4名の群像劇なんですが。
正直、妹役の市川実日子が演技が下手なのが気になりますが。
あと、最後は姉妹対決になるのですが、妹が負けても良いという気持ちになるので、迫力に欠ける気がします。
室内での会話が多く、画が動かないので、退屈に感じられますが。
でも、最近の金が掛かったこの大谷監督の作品よりは、こちらの方がじっくりキャラクターが描かれていたと思います。
エンターテイメントでないが、しっかりした映画を見たい、という方には、こちらの方がお勧めかもしれません。
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