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2024年05月12日00:47

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5月9日 「犯罪都市(31)」「フラッシュ」見る

この日は、韓国映画の同名タイトルではなく、31年のルイス・マイルストンが監督がしたアメリカの名作を初めて、見ました。
犯罪都市、というタイトルから、犯罪者だらけのギャング映画なのかと思ったら、一人の殺人犯を巡ってのジャーナリストを主人公にして、痛烈に社会を批判した映画でした。
舞台劇の映画化なので、ほとんどが警察署の新聞記者室で話が進みまして、主人公は記者を辞めて、N.Y.に恋人と旅だとうとしている設定。
しかし優秀な記者である主人公を、編集長は何として止めたいと思っているのですが、殺人犯が処刑される前夜に、殺人犯が署長の拳銃を使って逃亡。
その逃亡犯を主人公が匿うことになって、ジャーナリスト魂に火が付き、特ダネを物にしようとして、狭い記者室で話はドラマティックに展開するのですが。
トーキーの初期の映画なのに、とにかく台詞の量が多いのに、驚きます。
しかも内容は、共産主義者を処刑することによって選挙で再選しようとする市長の政治的な思惑が絡み、しかも冤罪だったとする辺りは、当時の共産主義者を嫌って、冤罪でも処刑しようとしていたアメリカの社会を暗に批判してました。
タイトルは映画を正確に表しておらず、現代の”フロントページ”の”第一面”とかの方が、合ってると思いますが。
映画はとても、良く出来てました。
あまり知られてない名作ですが、是非、隠れた名作を探している方にはお勧めの映画でした。

この日はたまには子供向け、一般の家族向けに作られた映画でも見てみようと思いまして。たまたまネットフリックスで無料で見れたので、再生してみました。
昨年、映画館で観たばかりだったので、大体は憶えていたのですが。
バットマンで最初にベン・アフレックと一緒に戦いながら、タイムスリップで時空を変えてしまうとマイケル・キートンになって、一緒に戦いまして、最後にジョージ・クルーニーになったのは、バットマンをずっと観てきたファンには泣けるほど嬉しいキャスティングでした。
映画は、フラッシュがタイムスリップして、トマトの缶詰を買い物籠に入れて、母親の命を救ったら、世界が変わってしまって。スーパーマンは存在せず、スーパーガールが活躍するのかと思ったら、何万回やっても、スーパーガールはゾッド将軍には勝てない運命であり、地球は滅びる運命にあるという内容でした。
二流監督の演出だなあ、と思ったのは、力のバランスで。ゾッド将軍の兵隊と戦うほどのスーパーヒーローのバットマンが、何で台所に侵入した能力のない普通の人間のフラッシュ相手に倒せないのかが、許せないいい加減な演出だな、と思いましたが。
傑作なのに、そんなに興行はあげられなかったらしいですが、DCコミックスの映画の中では一番、面白かったです。
マーベル映画が好きな方には、DC映画の中では面白い方なので、お勧めしたい映画でした。
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