東京工業大学・世界文明センターのレクチャシリーズを聴きに行った。
『
映像作家が見た日米戦後』として米国人の映像作家ジャン・ユンカーマン氏が自作の上映を交えた講義をした。
静かな、方法は違えど昨日の人達に共通するものを感じる「闘士」であった。
「言葉」と「映像」で闘い続ける自信を持ってる。
冒頭の言葉で成程と思ったのがあった。
氏自身、朝鮮戦争の時に軍人であった父と一緒に日本に来た。当時、日本にいた米国人の99%は軍人と関係者であった。現在も52000人の米国人が日本に居るが、その内50000人は軍人と関係者であるそうだ。
そして、その人達の多くが日本が好きになった。氏もその一人であった。
米国の日本観は軍人によって作られていった。
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