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2011年09月26日22:48

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カーフリーデー記念 「IruCa」を使い倒せ!(初日その1)

シルバーウィークの前半3連休を利用して、四国の東側2県を回ってきました。

出発は、16日(金)。
いつものように、新潟駅前22:05発の高速バス「おけさ」で京都駅前を目指します。
今回は1号車。阪急バスの担当で、大阪200か2972(BKG-MS96JP)が登場。
3連休前とあって、4両運行でした。
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阪急便なので、名神高速道路での朝休憩は菩提寺PA。
売店は営業しておらず、乗車前におにぎりを買っておいて正解でした。

定刻6:05より15分ほど早く京都駅前に到着。
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京都からはJR東海道線。
これもいつも通り、6:09発の下り快速705Kに乗車。
別ルートで四国入りを目指すマイミクさんと落ち合い、途中まで談笑。

三ノ宮で下車。駅前のミント神戸内にある三宮バスターミナルへ。
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今回は、高松エクスプレスの「FOOT BUS」で高松市内を目指します。
7:50発の国分寺バスターミナルゆきに乗車。
香川200か422(KL-MS86JP)の登場です。
車内にはキャンデーのサービスも。
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さて出発。バスは新神戸トンネルを抜け、箕谷インター口バス停を通過。
阪神高速道路7号北神戸線を経て、布施畑JCTから神戸鳴門道に入ります。

その後は徳島県入りするまで順調だったのですが、この先の高松道・鳴門〜津田東が大雨のため通行止め。国道11号線に迂回します。

香川県に入り、東かがわ市内で渋滞。
津田東ICから高松道に戻ったものの、定刻10:28より1時間以上遅れて高松駅に到着。
この先、画策していた小豆島ゆきは時間の都合で断念orz
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気を取り直し、高松駅前のバス案内所で高松琴平電気鉄道のICカード「IruCa」を購入。

同社の鉄道線・グループのことでんバスに加え、グループ外の小豆島オリーブバスでも利用可能。また中心市街地の駐車場やレンタサイクル料金の精算、フェリーの乗船券購入にも利用できるうえ、中心商店街をはじめ市内各店舗や、同市・香川県の各公共施設で電子マネーとして使えます。まさに一公共交通事業者・一企業グループの枠を超え、地域電子マネー・地域交通カードとして使われています。

これだけにとどまらず、綜合警備保障が提供するICカード対応の出入管理システムで「IruCa」が利用可能に。また香川大学の学生証・教職員IDカードや、高松市の職員証も「IruCa」一体型となるなど、さらに地域に根ざしたカードへと進化しつつあります。

ちょうど新潟市内でも新潟交通がICカード「りゅーと」のサービスを開始。
新潟市の都市交通戦略計画「にいがた交通戦略プラン」でも、利用者の視点に立ったきめ細やかなバスサービスの一例として交通・買物一体型のICカード導入や、買物額に応じたICカードでの運賃割引が言及されています。
「IruCa」を実際に使いながら、「りゅーと」への応用について考えていきたい、というのが今回の旅の大義名分。でも内実は、単に使い倒すだけだったりするのですがウッシッシ

「IruCa」では、買物額に応じてポイントが貯まり、ポイントを「IruCa」の残額に交換できます。
街ではクルマを使わない日として世界規模で取り組むイベント「カーフリーデー」が19日(月・祝)に市内で開催されるのにあわせ、この3連休中は中心商店街での買物ポイントが2〜10倍となるボーナス期間。「書を捨てよ、町へ出よう」ならぬ「クルマを捨てよ、IruCaで町へ出よう」という理念に興味を惹かれます。
http://www.kotoden.co.jp/publichtm/kotoden/new/2011/2011carfreeday/index.htm

ことでんの高松築港駅へ行ってみると、飲み物の自販機は「IruCa」対応。
高松滞在中、何度か利用させてもらいました。
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高松駅前に戻り、12:10発の市街地循環バス「まちバス」に乗車。
中心商店街の高松丸亀町商店街振興組合が運営するバスで、運行はことでんバスに委託。
運賃100円均一の「まちバス」も、「IruCa」での利用が可能です。
車両は香川200あ101(日産シビリアン)。座席が意外にも三方シートだったとは。
時間帯のせいか、乗客は2名と寂しいまま三越前で下車。
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なお、10月から来年3月までは社会実験として「都心地域ちょい乗りバス」としてバージョンアップ。ことでん瓦町駅まで延長運行されます。
同時開催で、ことでん太田駅〜サンメッセ香川のバス&レールライドを実施。15分間隔の電車に連携し、運賃70円均一なのが興味深いところ。伊予鉄道の「電車連絡ループバス」よりも大胆なサービス内容で、利用状況の推移が気になります。
http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/file/18101_L12_syakaijikkenn.pdf

※参考までに、「まちバス」の理念については
http://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/soukou/soukou-magazine/1103takamatsu.pdf

中心商店街の丸亀町へ。特色ある商店街の活性化で注目を集めています。
http://www.kame3.jp/
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いつの間にか新しいアーケードが伸び、店舗の再開発も進んでいるようです。
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商店街の中にある「ドトールコーヒー」に目をやると、「IruCa使えます」。
つられて、お昼はこちらでいただくことに。
当然、精算は「IruCa」で。
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そうそう、ボールペンのインクが切れそうになったので、「無印良品高松店」で代わりのボールペンを購入。ここでも「IruCa」が使えるとはげっそり

丸亀町から南新町へとアーケードを南下し、瓦町駅へ。
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瓦町13:20発のことでん琴平線に乗車します。
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仏生山駅で下車。
駅に隣接する仏生山工場では、ちょうどレトロ電車の5000形500号+1000形120号がお休み中。本日は出番無しでした。
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狭い駅前ですが、「香川町シャトルバス」やコミュニティバス「どんぐり号」が乗り入れます。
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駅から東にまっすぐ歩くことおよそ10分、仏生山温泉「天平湯」に到着。
建物は外観、内装ともしゃれた雰囲気。
とりあえず、高速バス車中泊での疲れを癒します。
こちらの入浴料も、「IruCa」で精算できます。
http://busshozan.com/
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泉質は、ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉。
源泉温度は45.3℃、PHは7.7。
ガス性のものを除いた溶存物質は11.4544g/kg。
加温・加水は無く、源泉かけ流し。
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まずは露天風呂を堪能。足湯を含め、浴槽は4つ。
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中でも圧巻なのが、33℃の低温浴。
入浴して5分も経たないうちに、炭酸ガスの小さな泡が体中に付着。
なんだか、湯沢町の貝掛温泉を思わせます。
温泉成分の炭酸水素ナトリウム(重曹)が分解されることで炭酸が発生するのですが、低温浴では炭酸ガスが温泉水の中にとどまりやすく、こうした泡が出るのだそうです。
泡でお湯が白濁しているようにも見えます。
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そして、つるつるぬるぬるの触感。
薄い塩味と重曹の味に、鉄くさい味も少々。金気臭も若干感じます。
30分以上にわたり、じっくりと温泉を愛でます。

内風呂は温度が少し高め。手短に済ませます。

温泉を満喫したあとは、再び仏生山駅へ。
15:12発の電車で瓦町に戻ります。
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