mixiユーザー(id:6231411)

2018年10月11日12:56

175 view

ミスリードがあるように思う

杉田発言問題によって「新潮45」は休刊となったが
本当にあるべき言論の自由とは、この杉田発言の議論を
更に続けて真意を相互に問う事であり、
傷ついたか傷つかなかったかで判断すべきでは無い筈だ。
ところが、商業誌の側面を持つ「雑誌」では
市民感情との迎合に相当する「正義」が不可欠であり、
自らが発した刃で新潮はダメージを負う事になった。

このSPA!系を発信している扶桑社もどちらかと言えば
軽率な発信から世間をミスリードしている傾向がこれまでもしばしば見られていて
一方で、世間では口籠っている事実にもメスを入れられる
度胸あるメディアでもある。

しかし、杉田発言が「許されるかどうか」を
それで傷ついた人が発信する事を助長するのは
メディアとしては頂けない。
杉田発言が頓珍漢で暴走していた事は事実であっても、だ

生産性の定義、は杉田議員が言う「産むか産まないか」で決められるものではない
産まなければ生産性が無いのなら、男性は生産性がない事になる。
もちろん、そんな議論にはならないだろうが
LGBTと社会の向き合いにおいて、当事者重視の税金の使い方に偏り過ぎで
もと普遍的な使い道にして欲しい、というそもそもの真意からも逸脱しているし
彼女がやっていることが「カマシ」、あるいは「炎上商法」ではないか?
と批判するのが正しい言論である。
ところが、LGBT問題と彼女の暴言問題を無理に結び付けて
今度は杉田議員のパーソナリティにまで踏み込んで
見ず知らずの市民の言葉を言論として垂れ流す。
これは雑誌としてはミスリードだ。

◆「自分のことを言われているようで涙が止まりませんでした」
↑これを見出しにとる悪辣なセンス。
自分の事を言っているわけではないのに、そう感じた、という
かなり主観的な部分は肯定するくせに
国会という公の場で逃げ切れない言論として発言した杉田と
直接やり取りせず意見を述べさせる。これは最悪だ。

杉田が繰り返す売名的な行動や、些か男根主義的愛国者精神を
ぶんぶん振り回す権力志向の女性である事実から
この発言は「聞き流す」か、発言責任を追って吊るし上げるか、のどちらかが
正しいのであり
これを支持した人や、否定した人を責めるのは間違っている。
そうだろう?
◆杉田議員が許せない。そして、女性をバカにしている安倍総理も
そんな事は意見としてはどうでも良くて、
自民党に投票するかしないかの判断基準に採用すればいいだけである。

他人の、それもどこか頓珍漢な発言を真に受けて
しかも筋違いに「自分に言われてるような気がして」悲しくなった、ってのは
どうしようもない思い違いではないか。

因みに、杉田がいうところの
「産めない・産まない人に対して予算を割くよりは
産みたい・産もうとしている人に、予算を割くべきだ」という趣旨については
僕はそうだと思う部分はある。
だが、生産性のある・なしの判断基準は全くもって間違っており
言葉選びを間違ったか、敢えてセンセーショナリズムに走ったかは知らないが
大きな誤謬がある。

また彼女を支持する人たちの発言した
「LGBTが単なる性的嗜好」という考え方は全く支持できない。
そういう受け止め方や感じ方をしている人が居る存在事実は認めるし
そう感じる理由も分からなくはないが、
LGBTの彼らがその括りで収まる存在ではないから、これも間違いだ。

これを批判し、寄稿した人たちに対して再反論する、というのが
言論の自由が目指す処ではないだろうか
理想論と言うか甘っちょろい話ではあるが、
彼らはそれを背景に好き勝手云っているのだから
その土俵には乗るべきである。

誰かが傷つくかもしれないからと言って
真相に踏み込まないで批判を回避して行う言論に
何の価値があるのか?って話である。
言論だけじゃない。あらゆる「自由」は両刃の剣なのである。

「マルコポーロ事件」を思い出した。
ユダヤ団体が「広告を引き上げましょう」って会見をした即時に
人気雑誌だった「マルコポーロ(文芸春秋社)」は廃刊した。
とある医師が、ガス室で大量殺人は物理的に無理がある、と述べただけである。
ガス室で殺戮行為があったのは事実だろう
ナチスがユダヤ人を弾圧したのも事実だろう
ジェノサイドがあったのも事実だろう
「だけど、ガス室で大量殺人は現地調査の限りでは無理」
という検証をその医師は行っただけである。
そこで
ナチスへの仕返しとばかりに
戦勝国サイドに回ったユダヤ人資本家を中心としたグループは
ジェノサイドの実態を盛って戦争犯罪人を弾圧したのではないかと
分析しただけなのである。

被害者感情に基づいて、国土を求めるユダヤ人たちと
どうして自分たちは被害者なのに批判されるのか、という逆上によって
「それが事実かどうか」を議論させずに
舞台から抹消したのである。

「自由」じゃないってそういう事である。

だから、休刊はともかく
「傷つけられたから、処罰して」という声は
別のところでやって貰って
言論の場の在り方としては、たとえ問題発言が飛び交っていたとしても
登場人物と対峙して貰いたい
そう思うのだ。
「傷ついた」とか言っている市民の声をいちいち取り上げるのは
ポピュリズムの助長に繋がると思う。

挙句の果てに
51歳の杉田を「若い」と切り捨てた安倍首相に怒って欲しい?
どう考えても、怒りの矛先は政権首脳への迎合を見せて
男根主義的意見を展開した杉田に向けられるべきだろう。
結びまで頓珍漢な話である。

■「杉田議員も安倍総理も許せない…」ある不妊治療中の女性の涙
(女子SPA! - 10月10日 16:22)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=156&from=diary&id=5325223
 月刊誌「新潮45」の8月号における衆議院議員・杉田水脈氏の、「LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がないのです」という文章に端を発した一連の騒動。新潮社は「新潮45」の休刊を決定するも、同社や編集部によるLGBT当事者への謝罪は未だありません。

 そして、新潮45の記事で傷ついたのはLGBTの人たちだけではありませんでした。

◆「自分のことを言われているようで涙が止まりませんでした」
「『生産性がない』という言葉が、自分のことを言われているようで、涙が止まりませんでした」

 そう語るのは東京都の主婦・海堀美穂さん(仮名・32歳)。彼女はIT企業に勤める男性と5年前に結婚しました。性自認は女性で、恋愛対象も男性のみ。それでは、なぜ彼女は「自分が責められている」と感じたのでしょうか。

 海堀さんはもともと、理学療法士として関東の病院で勤務していました。職場の雰囲気や同僚との仲も良く、楽しい日々を過ごしていたそうです。そんな彼女には一つ悩みがありました。旦那さんとの間に子どもができなかったのです。

「タイミング療法や人工授精といった不妊治療を、お休みなどを挟みながら3年ほど続けていたのですが、子どもを授かれませんでした。休みを挟みながら治療をしていたのは、仕事との両立が難しかったからです。

不妊治療は自分のバイオリズムに合わせて治療をするので、必ず仕事が休みの日に病院に行けるわけではありません。結構な頻度で職場を遅刻・早退する必要がありました」

 職場の人たちは優しく、近い人たちには不妊治療のことを伝え、理解もしてくれていたそうです。ただ、海堀さんの職場には実際に子どもができて産休に入る人もおり、子どももできていないのに遅刻・早退を繰り返すことに負い目を感じていたといいます。

「今の治療法では効果がないので、自宅から電車で1時間半以上も離れた場所にある体外受精専門クリニックに転院することにしました。職場の遅刻や早退がさらに多くなることが見込まれたので、同時に退職することにしました」

 海堀さんは好きだった仕事を辞めて、治療に専念することにしました。治療費が今までより増えることに加え、夫の収入しかなくなったことに大きな不安もありましたが、新しいクリニックの治療のかいあって、子どもをついに授かりました。しかし……

「やっとの思いで宿った命が、妊娠3カ月目の最後で亡くなってしまったのです」

 海堀さんは疲れきってしまった。

「不妊治療は長い棒のような器具を体内に入れることもあり、精神的に辛かったです。そして、お腹の子どもも亡くなってしまい、心身ともに疲弊していまいました。そこで、東北の田舎に一度帰ることにしました」

 田舎に帰れば親戚や知人からは「子どもはまだなの?」などと聞かれる気はなんとなくしていました。それでもちょっとだけでもいいから、現実から離れたかったそうです。そんな帰省中に目の当たりにしたのが杉田議員の寄稿にまつわるニュースでした。

◆杉田議員が許せない。そして、女性をバカにしている安倍総理も
 海堀さんはインターネットで記事の詳細を調べた。調べれば調べるほど、涙がでてきたといいます。

「子どもを産めない自分は、社会における生産性のない人間なのか。悔しくて、悔しくて、実家のベッドで、マットレスをグーでひたすら叩きながら、声をだして泣きました。自分だって子どもはほしいのに、どうしても産めない。それでも生産性がないとなんで言われなくてはいけないのか」

 彼女はひどく落ち込み、ふさぎ込んでしまったそうです。その後、土日に旦那さんが自分の実家にきてくれて、ゆっくり会話したら、少し前を向けるようになったとのことです。

「あの記事で一番辛い思いをしたのは、私ではなくてLGBTの人たち。私はなかなか子どもができないといっても可能性がゼロなわけでもない。あんなチープな記事に負けてはいけないと思いました」

 彼女は杉田議員、そして自民党総裁の安倍晋三総理に怒りを抱いています。

「とある討論番組で、安倍総理が杉田氏の寄稿について『(彼女は)まだ若いから』と擁護しました。彼女は51歳です。私は混乱しました」

 そもそも若いからといって、国会議員には違いなく、何を言ってもいいはずがないでしょう。ただ、彼女が最も疑問に思ったのは安倍総理が51歳の女性を「若い」と称したことでした。

「51歳といえば、子育てもひと段落してくる世代かと思います。仕事、結婚、育児などさまざまな経験を経て今の杉田氏がいるのだと思います。それを『君、若いから、もっと勉強して次は気を付けてね』って……。

例えば、50代の男性政治家が同じような問題発言をしても安倍総理は同じように擁護するでしょうか。それで世間は納得するでしょうか。女性をバカにしているとしか思えません」

 そもそも、若すぎて発言に対する責任も持てないような人をなぜ比例代表の中国ブロックで単独一番手にしたのか、仮にも自民党はそうやって彼女をここまで押してきたのだから、「若いからしょうがない」と言い訳するのは有権者に対しての裏切りではないか、と海堀さんは安倍総理の対応に怒りを募らせています。

 そして最後に杉田議員に対して次のようなメッセージを送っています。

「杉田議員。私はあなたが書いた記事を許せない。けれど、せめて安倍総理には怒ってほしいです。あなたは彼にバカにされている。なぜそれを許すのですか。もしここで安倍総理への忠誠を捨てないのであれば、あなたは全女性の恥だと感じます」

<文/田中浩二>
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2018年10月>
日 月 火 水 木 金 土
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   

最近の日記

もっと見る