mixiユーザー(id:6231411)

2023年01月03日13:42

75 view

電盲たちの黄昏

昨日も少し愚痴りましたが、まもなく出張に出ます。
三が日から出張なのかとも思うけれども、個人的には悪くない。
問題は月末月初の作業が滞っている点にある。
上司たちはこれを「見て見ぬふり」して、
僕が「何とかする」のを見届けてからあれこれ言う気である。
しかし、年末に慌ただしくしてしまったのは、
上司がコロナに罹患して「濃厚接触者」の扱いを受けた事で
出社できなかった事が最大の要因である。
本来11回出社するところを8回に急遽、圧縮させられたが故に
物凄く慌ただしい年末となってしまった。
「伝票は出されましたか」
経理から無機質で無配慮な問い合わせが来る。
「提出はしたけれど、上司のところで止まっているかも知れません」
「確認されましたか」
「確認はこれからしますが、当方は20日の出社を最後に年内は出社ありません」
「年内の処理をお願いしたいのですが」
「ですから、既に提出しています。あなた、出社しているんなら伝票追跡してくださいよ」
「分かりました、また何かあれば連絡します」
お互いに悪意はないが、だったら「年内処理」の希望を
月初に告知すれば良いものを。
この手の彼是が伝票以外にもたくさん発生する。
出社して机の上を見るのが怖いのだが、金曜まで出張なのである。

役職定年まで管理職は続くだろう。
だが、あと少しである。

社内業務のデジタル化(デジタイゼーション)を会社が提唱して
間もなく2年が経過する。書類の量は倍以上に増え、
紙の消費も2020年度の数倍に膨れ上がった。
12月初頭に僕は突然経理に呼び出された。

経理「どうしてこういう事になったんですか」
経理当局から詰問がある。
僕「当部が提出した稟議書の数、数えられましたか?」
経「数えましたよ。2020年度が40件、2022年度は現時点で100件を超えた」
僕「それが原因ですよ。コロナで仕事が減っていたのを、本年度取り戻したのです」
経「ですが、紙の量は減らして頂かないと」
僕「一案件辺りの書類の量は減らしましたが、仕事量か増えたので紙の消費は増えたのです」

経理の若い男は、紙を取り出して大きく息を吸って言い出した。
経「当社は2021年度から業務のデジタル化を推進しています。それについてご理解頂きたい」
僕は机をバーンと叩いて声を荒げた。
僕「台本を読み上げるように言うな、バーカ」
経「暴言は慎んで下さい」
僕「社外の人との接触が増えれば、紙での説明が増えるのは当たり前だろ。
20人集まる会議で、たった3、4人が非デジタルなだけで、全員に紙で資料配布する。
その日だけ集まるメンバーに資料展開する時も紙で資料は配布する。
2019年のデジタル推進前の水準に業務を復旧させるんだろ?前と同等かそれ以上使うのが当然だろ。」
経「そうとも限りません」
僕「お前たちは社外で不特定多数の人と、その場限りの折衝なんてしたことが無いから、そういう戯言が言えるのだ。ボランティアでその日払いの日当を渡して業務を与える時に、紙じゃなくてデータで受け渡しするのか。会議で『初めまして』の席でいきなりデータでやり取りするのか。そして」
経「そして?」
僕「お前の父親位の年齢の社員に、データやWeb会議の方法について説明する余分な時間が僕にあるのか。ただですら人員削減している上に、高齢者だけを補充して、デジタル化なんてちゃんちゃらおかしいわ。
それに、ついてこれない人間が何人か居るだけで結局、紙は要るんだ。もちろん、データで出来る相手はそれで済ませている。だから、一案件当たりの紙の使用量は減っているのだ」
経「なるほど」
僕「アナログからデジタルへの移行ってのは
両方用意して、両方使えるようになって、初めて移行するのが礼儀だろう?
いきなり移行して『ついて来れる人だけついて来い』で通用するのは、社内だけだ」
経「これは手厳しい」
僕「こっちは最先端の人たちとも付き合わねばならないし、最も旧式の人たちとも付き合わねばならないのだ。社内の指示命令系統と一緒にしないで欲しい」
経「よく分かりました」

僕の怒りは収まらない。
僕「分かってねぇよ。役員や局長級の上級幹部職の中にまだ分かってねぇ奴が沢山居るだろう。そこへのオリエンはお前たちの仕事だからな。分かって無いのに『もう大丈夫』とか吐している連中の理解が無いからだ。奴らにも紙ベースでの資料提出を求められているのだからな」
経「え、本当ですか」
僕「そりゃそうだろ。老眼なんで大きい紙で出せ、と吐かす連中も居る。とんだデジタイゼーションだろ」
経「当局に一度相談してみます」
僕「相談する前に、だ。電子捺印制度や電子承認制度の不備が最もデジタイゼーションを遅らせているんだ。一番最初にすべきは、ハンコ手続きを撤廃する事だろ。お前たちに紙の消費云々を言われる筋合いはない。裏紙を使って仕事が出来るのは社内だけなのだ。裏紙だって『紙』じゃねぇか。節約しているような顔するのはやめて、とっとと電子書類手続きに移行しろ。社内にオリエンするのがどれだけ大変か、それが一期一会の社外の人ならどれだけ大変か、思い知ればいいんだ」

こんな不毛なやり取りをしている事を、電盲筆頭の我が部の部員は知らない。
無論、僕がこのSNSで日記を書いているという事は、
その他動画アプリに背を向けている証拠ではあるが、
一応、新しいものに対しては必要最低限のアプローチは行っている。

前にも書いたかもしれないが、
ごく一時的にアドビープレミアプロで動画を編集して
自社のYouTubeチャンネルに動画をアップして
それをとあるWebサイトから覗けるようにしてアップし、
ツイッターで「Upしたよー」と告知する、みたいな作業もしていた時期もある。
出演した芸能人にリツイートさせてプロモーションを掛けていた時期もある。

明日も生きるってことは、今まで通りには行かないのである。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2023年01月>
日 月 火 水 木 金 土
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    

最近の日記

もっと見る