打ち合わせが案外早く終わったので、盟友P氏と豊洲ユナイテッドで『 チャッピー 』を観た。すでに、2Dの上映時間が過ぎており、仕方なく、4DXのチケットを買う。「 仕方なく 」というのは、4DXの宣伝映像を何度観ても全く心を動かされず、前々から、「 4DXで映画が面白くなるわけがない 」と意見が一致していたからだ。まぁ、一度くらいは話のタネに、と諦めて4DXを観たという次第。
結果から言えば、5分程度の体感アトラクションならば楽しいと思う。座席が揺れたり、振動や空気の流れを感じたり、水しぶきがかかったりするのはそれなりに面白かった。特に、走行する車に合わせて遠心力まで感じるのはびっくりした。こうした演出を楽しむための短い映像を鑑賞するのは充分ありだと思う。しかし、映画を観る上には全く不適格である。映像に合わせて揺れたり振動したりの演出が邪魔で、スクリーンにまるで集中することができない。だいたい、演出の方向性が間違っている。スクリーンに車やヘリコプターが登場するたびにのべつまくなしに揺れ、振動し、空気の流れを感じさせるが、本来、観客が感情移入したい「 主人公の主観 」で演出しなければ無意味だと思う。こんな4DXならいらない。
肝心の『 チャッピー 』は期待したほどには面白くない。対象年齢が低い感じだし、ED-209みたいな2足歩行ロボが出て来て、物語自体もどことなく『 ロボコップ 』風味。大傑作『 第9地区 』には遠く及ばない出来だった。もし、2Dで観ていたら、多少評価が違ったかも知れない。それが残念だ。
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