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2013年08月18日23:13

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植物の存在意義

左からオオバコ、スギナ、スベリヒユ。

先日、草ぼうぼうだった飛び石の周囲を徹底的に
除草し、何を植えようかと思案し、つぶやきでマ
イミクさんに意見を伺った。

様々な貴重な意見を頂いたが、中でも考えさせら
れたのは、オオバコはどうかとの意見だった。

オオバコは人が踏みしめる所や、未舗装の農道な
どにいくらでも生えている。何故、固く締まった
土に生えるのだろう?オオバコは草が生い茂った
所には生えない。

植物は環境の中でそれぞれが重要な役割を果たし
ている。そうだ!オオバコは固く締まった土を柔
らかくして耕す働きをしているのだ。

オオバコが土を柔らかくし、次に他の草を生やす
役割をしているのだ。草が生い茂れば、オオバコ
はその役割を終え、自然と消えてゆく。もちろ
ん、未舗装の道路でも、人や車が通らなくなれ
ば背の高い草が生え、次に灌木が生える。

厄介物として扱われるスギナはどうか。私の観察
では、人間が表土を削った粘土質でかつ無機質の
土壌に繁殖する。

スギナは酸性土を好み、アルカリになれば生えな
いと言われるが、これは怪しい。スギナは畑や庭
によく生えるが、森や林の中で見かけることはな
い。日本の森の腐葉土は酸性だ。

スギナが生える生えないは、酸、アルカリの問題
ではなく、土壌に十分なカルシウムと有機質があ
るかどうかなのだ。スギナは無機質の土壌奥深く
まで根を張り、地上部が生い茂っては枯れを繰り
返す。

驚くべきことだが、スギナは元素転換でカルシウ
ムを生産しているのだ。土壌にカルシウムと有機
質が蓄積されれば、他の草が生え、次に灌木が生
える段階になれば、スギナはその役割を終えて自
然と消えてゆく。

スギナを除去したい場合は、刈り取った他の場所
のスギナや草を沢山置おけばカルシウムと有機質
が増え、自らの役割を終えたと思い、生えなくな
るようだ。

スベリヒユも夏の畑の厄介物として扱われる。茎
と葉に十分な水分を蓄えているが、引き抜くと根
は貧弱だ。夜露、朝露を葉や茎から取り込んでい
るのだろう。

スベリヒユは耕した畑に生える。耕した畑は、も
ちろん乾燥しやすい。そう、スベリヒユは土地を
乾燥から守る役割を果たしているのだ。ビニール
でマルチをするより、作物の周囲にスベリヒユを
生い茂らしたほうが、よほど合理的だ。

オオバコもスギナもスベリヒユも薬効があるのは
良く知られている。しかも、オオバコは天ぷらで
賞味でき、スベリヒユはサラダや和え物にすれば
とても美味しい。

その土地に生える植物は、その人が必要としてい
る薬になると言われる。また、上で述べた三種の
草は、環境の中で重要な役割を果たしている。
何故だろう?

そう、植物は他者(地球、環境、人間、動物、他
の植物)への奉仕が、その存在意義なのだろう。
それゆえ、人間や動物の食料ともなる。そこには
私利私欲はない。あくまでも無私だ。

庭や畑に生える草を「雑草」と意識すれば、それ
ぞれの有用な働きは全く見えないし、邪魔物と思
うだけだ。私も長らく庭の除草に精を出してきた
が、これからは草を生かす方法を考えようと思う。

ということで、先日除草した飛び石の周囲には、
オオバコを生やすことにし、きょう何本か植えて
種も蒔いた。他の飛び石の周囲は、マイミクさん
の意見を参考にして、これから考えたい。

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