今を時めく藤井君の快進撃が止まらない。
過去に中学生(プロ)棋士なった
加藤一二三、谷川浩司、羽生善治と渡辺明のうち
前者3人は名人位に、渡辺は竜王位11期在位と
みな活躍しているのだから、5人目の中学生棋士になった藤井君が
活躍しないわけがない
藤井君と呼ぶのはもう失礼であろうか
藤井聡太七段、藤井先生と呼ぶべきだった。
とは云うものの現役のタイトル獲得歴がある棋士の中にも既に
ビッグネームの「藤井(猛)」先生がいらっしゃるので
これを区別するためには何か呼び方が必要なのかもしれない
現在現役の棋士で最多タイトル獲得者は
言わずと知れた羽生善治先生で、全部で99期
7大タイトルの全ての永世位を獲得しているので
「永世七冠資格者」でもあるのだが
お気づきあろうか、現在は8大タイトルであるから
「叡王位」を獲得したことはまだ無いのである
叡王位が誕生した事で、グランドスラマー、永世グランドスラマーから
「1冠足りない」状態に転落した事になる。
叡王位はご存知、新設のタイトル戦で
元々は電王戦出場権者が叡王だったものが
タイトル序列第3位の上位タイトルになったわけである
初代叡王は高見泰地七段で、タイトル獲得によって七段に昇段。
二代叡王は永瀬拓矢八段で、既に叡王獲得時は七段だったが
同年王座位も獲得し、タイトル2期獲得により八段に昇段した。
といった風に、新進気鋭の棋士にタイトルのチャンスがあるようだ。
現役最強の呼び声が高い渡辺明三冠だが、
豊島竜王・名人には互角の戦いであり
序列第1位の竜王位、同2位の名人位はいずれも豊島将之竜王・名人が保持している。
豊島もまた
小学生プロ棋士の期待が話題になった若き天才の一人だったが
奨励会の厚い壁を突破するのに時間を要し
高校生プロ棋士として棋界に登場した。
「鬼の棲家」とも揶揄される奨励会の三段リーグは
一年に二期、一期に二名ずつしかプロ入りの四段に昇段できないため
同じ時期に強豪が集結すると勝ち抜けが極めて難しくなる。
そのため、一期で抜けた棋士は過去に6人しかいない。
現在も活躍中の小倉久史、屋敷伸之、川上猛、松尾歩、三枚堂達也の各氏と
件の藤井聡太七段のみなのである。
如何に藤井七段が突出しているか、という話である。
こういった背景を既に知っている人たちからすると
彼の一挙手一投足が興味の対象となるのは当然である。
しかしながら、彼自身の将棋の才能だけでなく
若くして人間的に整っているというか落ち着いているというか
尋常ならざる完成度の高さが実は魅力である。
残念ながら、テレビタレントに近い活動をして
普及に携わっているような先生方のタイトル戦での成績は芳しくなく
全てを将棋に賭けているような先生たちがタイトル戦の近くに居る。
マスコミの応対もタイトルを持っている間は向こうからやって来るが
失陥した後は「一般の棋士」と同じ扱いになってしまうから
実に世知辛いものなのである
言い換えれば、タイトルを虎視眈々と狙っている先生方を
将棋以外で見聞きする事はなかなか難しく
そういう意味では私生活も含めて「藤井聡太君」は久々に
世間に一般的に彼らを見知って貰う事が出来る
素晴らしい広告等の役割を果たしたと言って良いだろう。
将棋ソフトの不正使用疑惑ですったもんだした時の
連盟会長は谷川先生だったが
お粗末な展開で心労がたたり休養、会長職を辞してしまった
しかしその水面下で春のデビュー戦を待つ天才棋士が居る事を
谷川先生も心の支えにしている、と当時の関係者は語ってくれた
「日本中が注目するような存在」
当時、まだデビュー前の彼を指して、
その関係者がそういった時に半ば信じられない思いだった事は
鮮烈に記憶している。
「それって、大橋さん(大橋貴洸六段)のことですか?」
と的外れな切り返しをした時のその人の顔。
余りの嬉しさにニターとしながら
「彼も凄いが、比較にならんくらいですわ。
まぁ連盟上げて潰れないようにサポートして行かないと。。。」
と言ったところで相手が若い人だと気付くべきだった。
あれから3年余り、ようやくタイトルに手を掛けた藤井七段だが
最年少タイトル獲得記録は屋敷伸之九段の
棋聖位を18歳6か月で獲得した記録である。
今回のタイトル挑戦については
わずか4日違いで藤井七段が最年少記録を塗り替えたが
それは誕生日のあやに過ぎず、翌年タイトル獲得した屋敷九段に
文句なく上回る速さを示すには今季のタイトル獲得が条件となる。
棋界的な情報は将棋連盟が積極的に発信するだろうから
当方からの蘊蓄はこの辺にしておくとして
今後も藤井聡太先生の動向は注目に値する、とだけ断じておこう。
さて、今回紹介するのは
4 Non Blondesの
What's Up
僕の大好きな楽曲の一つで、たまにカラオケで熱唱する
往々にして喉を枯らしてしまうのが難点であるが
女性ボーカルはしょうがない。。。
■藤井七段、再び師匠に勝利=4期連続で竜王戦本戦出場―将棋
(時事通信社 - 06月20日 23:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6127949
将棋の第33期竜王戦3組ランキング戦決勝が20日、大阪市内で指され、先手の最年少棋士、藤井聡太七段(17)が師匠の杉本昌隆八段(51)に95手で勝ち、デビュー以来4期連続の決勝トーナメント進出を決めた。棋界最高位の竜王と名人を併せ持つ豊島将之二冠(30)への挑戦権獲得を目指す。
対局後、藤井七段は「大きな舞台で(師匠と)対局できることを楽しみにしていた。一手一手しっかり指すことができた。本戦でも頑張りたい」と語った。一方、和服姿で臨んだ杉本八段は「竜王戦のランキング戦決勝という最高の舞台で、自分にとってはタイトル戦に近い感覚で指した。負けたのは悔しいが、代わりに藤井七段の戦いを楽しみにしたい」と語った。
藤井七段と杉本八段の「師弟対決」は、2018年3月の王将戦1次予選以来2度目で、前回は藤井六段(当時)が杉本七段(同)に勝った。今期竜王戦を師弟共に勝ち上がってきたことで2年ぶりの再戦が実現したが、タイトル挑戦の最年少記録で今期棋聖戦の挑戦者となった藤井七段が再び師匠を破る結果となった。
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