僕が24歳の時に、婚約している家内を父親に紹介した。
父が開口一番口にしたことは
「まだ若すぎる」
であった。
以来、父親とは険悪な関係が続き、
父と家内の関係も微妙で、母が居ないと会話もできない状態が
一時期続いていたのである。
その後産まれた娘も懐かない為、実家との距離が出来ていた
ところが
さらにその後産まれた息子がどういうわけか
父親に嫌悪感なく懐いていたため
一気に父と僕、父と家内の関係も良化した
不思議なこともあるなぁ、と思っていたその時、父は交通事故に遭って
意識不明になり、1年半の入院生活ののちに他界した。
娘には「祖父の記憶」は残っているが
息子は全く「憶えていない」とのこと。
で、娘を授かった報告をした時も父は
「まだ若すぎる」
と宣ったのだが、僕は25歳で家内は24歳。
共に働いていたし何か問題があるとも思えなかったが
許しを請いに行ったわけではないので
父の言葉には殆ど気にも留めず
そのまま実家から離れる事になった。
10代の妊娠の時の悩みと同質とは思わないが
やはり年長者が見る風景というのはそういうものなのかと
思ったりもしたが
父には確認できずじまいである
ところで年頃の頃に交際していた女性が
こぼしたセリフで脳裏にこびりついているセリフがある
「こんなに気持ちいいんだったら、中高生がこの味を知ったら
夢中になって学業も疎かになるのが分かるわ」
実は、この彼女は僕が初めての相手だったこともあるが
僕とは大変相性が良く、
若かったこともあるが、会う度にシていたし
週に何回も夜通しシていたので、
彼女自身もかなりのめり込んでいたのである
色々あって、彼女と別れる事になった時も
「最後に一回抱いて欲しい」とまで言わしめた相性であった
彼女は、僕より少し年上で塾の講師をしていたのだが
「妊娠だけはどうしてもしたくない」と連呼していた。
最初は「結婚するまではセックスしたくない」とまで言っていたが
途中で変節してそういう展開になったのである
なので彼女とするときは必ず避妊具を装着していたのだが
「生でしたい、中に欲しい」
とも連呼していた。
実は、僕が女性に「そういう感情」がある事を知ったのはその時である
なるほど、女性には理性の部分では「妊娠したくなくても」
本能的(官能的?)な部分では「妊娠したくなる」のかと
そういう理解をしたのであるが
実際のところは確信には至らない
その時は二人は愛し合っていたし、
言葉尻から想像すると「結婚してもいい」とすら思っていた
だから感情的な部分でも妊娠願望があってもおかしくないという
疑念は残るわけだ
それと快楽の効能である
刹那的に妊娠し得る性行為が度々成立するには
感情面に加えて衝動性も伴わないと難しい
冷静に避妊具を装着していればそう簡単に妊娠はしない
それでも望まない妊娠をする人が後を絶たないという事は
自然な流れでの性行為が生殖行為同等に行われるからである
つまり、生で行為したり、中に出したりしているという事である
例えば、受精に適した時期になるとムラムラするなど
男性の場合はちょっと違う要因だが
もし妊娠したら長期に渡って生活に制限が伴うばかりか
出産時に至ってはかなり強度の苦痛も伴う
それは経験則的に事前に認知していることであり
その事態に対して不安も恐れも当然あるべきであり
望んで妊娠しようと思うのか、すら
男性としては実感を伴っては理解できない
ただ、女性は妊娠に連なる性行為を
望んで行う欲求を持っている
もうそこには男性の理解を越えたかなり強度の快楽が
存在しているとしか考えられない
或いは、その種の快楽への渇望を我慢できないのか
勝手な推測はいけないが
女性は絶頂感を得ると性器の辺りが痙攣する。
それも正体は体内に射出された精子を
自分の子宮に近く送り込もうとする蠕動らしい
つまり、体はセックスをして子供を作ろうという力が
強く働いていて
理性ではそれを避けようという拮抗があり
或いは理性でも妊娠を望むことがあっても
それを恐怖や都合で制限しようとする
それでも女性は多く妊娠するわけであるから
健康的自然的な力が勝れば、本能が勝ち
いつでも女性は妊娠し得る、という状態に違いない
高校生と言っても、肉体的に成熟し
女性としても十分に成熟することもある
或いはパートナーさえ得れば、生殖行為には至らずとも
セックスしたいという欲求は強く持つことになる
だから、高校生が「若すぎる」というのは
社会的位置づけの問題であって
生物的には「おかしくない」と判断するのが
実は妥当なのだと思う
問題は教育システム、或いは社会システム上、
義務と権利が表裏一体であるから
「ただ作る、育てる」だけでは済まない問題がある
成人の規定を長らく「二十歳以上」としていたし
近年の「18歳以上」にしたとしても
個人差は当然存在するわけであり
社会的観点から言えば「甲斐性があるか」
肉体的に言えば「十分に成長しているか」
などの基準を十分満たしている存在は
「未成年にも多数ある」筈なのである
例えば本記にもあるが
【case1】
(前略)「そういってくれたから私産む!」となったのです。
彼から僕にこっそり電話が入りました。
「困った、困った」と嘆くのです。
結果は中絶となりました。
の件は、高校生でなくても同じ事であろうし
【case2】
無責任極まりない言葉が発せられることもあります。
「先生、俺の子供だって証拠があるのですか」。
この問いに対する回答がないわけではありません。
産んでから、子どもの血液型やDNAを調べるのです。
でも、こんな乱暴な言葉を口にした男とこれからも付き合っていくなんて考えられないと思いますし、事実関係を明らかにするために産むわけにはいかないのです。
この場合は女性の貞操の問題であって、
申し訳ないが同時期(生理と生理の間に)複数の男性と性行為に及ぶ(のが事実だとしたら)女性の方が問題が多いのであり、男性が「心無い」わけではない。
幾ら相手がパートナー女性であったとしても、
自分以外の男性の子供を産ませて育ててやる義務や責任を問うのは
社会的にも同義的にも納得しかねるものがある
若さの問題ではなくなって来るのである
本記執筆の医師が述べているように
妊娠した場合は、まず第一に妊娠女性の「母体の健康」が第一である
流産すればまた産めばいい、の論理ではなく
健康に出産に至ることが大切なのであって
出産後の事はそれまでに、或いはそれから考え、それから構築していく
それが医学的にも生物的にも一番の結論なのである
そういうわけにはいかないカップルも多々あるだろう
かつて、とある人妻に「中出し」を懇願された事がある
「大丈夫だから、旦那とアンタの血液型は一緒よ」
などと行為の最中に言われて、
「妊娠しても構わない」旨を示唆したのだが
それを聴いてたちまち僕のムスコは萎んでしまった(笑)
そこまでは道を外すわけにはいかないなぁ、と
或いは笑い話ではないが
膣外射精、いわゆる「外出し」で避妊をしていたカップルが
性行為をしていた時、
女性がその日はとても高ぶっていたのだそうだが
精子を「お腹に出して」と言ったつもりが
相手には「中に出して」と聞こえてしまい
思いっきり性器の中に精子を出されてしまい
「まぁ、一度きりだし、危険日でもないし」
と思っていたら、きっちり妊娠してしまった
ところが、彼女は長期出張が続く仕事を担当していて
物凄く困る事になったと
しかし、この場合はその後無事に出産して
二人は結婚もして現在は平穏無事に過ごしている。
高校生がセックスするのは「勧められない」というのは
そうなった時の事を想定して行為に至っていないからである
ただ、それだけの事であろう。
「覆水盆に返らず」と言うが、そこまで追求して青春時代を送る輩も
居るまい。だが、どうせ別れるつもりなら付き合わねばいいし
そのままずっと続くつもりなんなら好きにしたらいい
遊びで行為するのなら、それも結構だが
そのリスクは男女で共有しなければならないわけだから
共有できない相手と行為する方が悪い
泣いても喚いても結構だがその覚悟で臨みなさいよ
と僕はいつも思っている。
■中絶は何のため? 知ってほしい健康を守る視点
(朝日新聞デジタル - 05月02日 11:16)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6069034
このコラムでは、産婦人科医の立場で、みなさんに知っておいてもらいたい体と性の話をつづっています。
高校2年生の男女が、僕のクリニックを訪れました。お付き合いを始めて3カ月。予定されていた時期になっても彼女に生理が来ないということで受診しました。
医師の立場で冷静に「妊娠だよ」と告げながら、「どうするの?」と尋ねると、彼がまず口を開きました。「おろす!」と。
こういうやりとりでは毎度のことですが、僕はこう返しました。「選択肢は中絶だけかな?」。すかさず、彼からは、「僕たちまだ高校生なんですよ。産めるはずないじゃありませんか。経済力はないし、子供を育てるなんてできない。学校も続けたいし・・・」と。非常事態に直面した途端に若返りが始まるのがいつものパターンです。急に高校生になったわけではないし、妊娠する前から、セックスする前から高校生なのに・・・。
叱っているだけでは、彼らは僕から離れていってしまいます。「高校生のくせしてセックスなんて」と言ったところで、問題の解決にはまったくといっていいほどになりません。「『経験にマイナスなし』ではあるけれど、同じことを繰り返さないようにしようね」の言葉に納得してくれたのか、彼らは中絶を選択することになりました。
■「まだ若すぎる」 中絶を選ぶ理由
わが国には、人工妊娠中絶手術(中絶)などについて規定している母体保護法という法律があります。胎児の命を保持することのできない時に、妊娠満22週未満であれば、中絶が認められています。その条件は、身体的または経済的理由によって母体の健康を著しく害するおそれがある時、暴行などによって、または抵抗などができない形で妊娠した時、とされています。
ちょっと古い調査ですが、僕自身も所属している日本産婦人科医会が、「10代の人工妊娠中絶についてのアンケート調査」を実施したことがあります。中絶をした10代の女の子に、「今回、人工妊娠中絶を選択した理由について」聞いたものです。
複数回答ですが、僕のクリニックを訪れた高校生と同様で、「まだ若すぎる」「未婚のため」「学業に差し支える」「収入が少なくて子供を育てられない」「子育てに自信がない」などの回答が目立っています。
妊娠を心配して受診する若者にも、いくつかのタイプがあります。あるときなんて、「君が産みたければ産んでもいいと思っているよ」と、隣で混乱している彼女に向けて声を掛けた男子高校生がいました。「退学して働けば何とかなるから」と言うのです。言われた彼女は「何てやさしい彼」とでも思ったのでしょうか。でも、覚悟のないままそう言い放った彼には次の試練が待っていました。「そういってくれたから私産む!」となったのです。彼から僕にこっそり電話が入りました。「困った、困った」と嘆くのです。結果は中絶となりました。
無責任極まりない言葉が発せられることもあります。「先生、俺の子供だって証拠があるのですか」。この問いに対する回答がないわけではありません。産んでから、子どもの血液型やDNAを調べるのです。でも、こんな乱暴な言葉を口にした男とこれからも付き合っていくなんて考えられないと思いますし、事実関係を明らかにするために産むわけにはいかないのです。
■中絶は女性の健康を守ることにも
同意がないままにセックスをし、妊娠してしまった場合は、常に「男は逃げられる。女は逃げられない」という厳しい現実が待ち構えているのです。
中絶とは妊娠を中断することであって、「赤ちゃんを殺す」とか、「命の芽を摘む」なんてことではありません。だから、僕は「おろす」という表現が好きではありません。
考えてみてください。女性が妊娠をし、子宮の中に胎児が存在するとしましょう。その胎児が健康な状態を維持するためには何が一番大切でしょうか。言うまでもなく胎児を宿している女性自身が心身共に健康であることです。それでは、女性が心身共に健康な状態を維持できなかったら胎児はどうなるのでしょうか。発育が遅れる。時には死に至ることだってあります。
僕たち医師は、女性が妊娠を継続していくことが困難な病気があると、妊娠を極力避けるように指導しています。そのような状態で仮に妊娠が起こった場合、時には、妊娠を中断するように勧めなければならないこともあります。これを殺人とは決して言いません。
若くして妊娠したとき、置かれている状況によっては、精神的、社会的、経済的にとても妊娠を続けることができないこともあります。100%確実な避妊法が存在しない以上、仮に避妊が行われようとも、セックスの結果としての妊娠を避けることはできません。僕は、妊娠する側にある女性には、モラルとか宗教とかの理由ではなく、健康という視点から、中絶という選択肢があることをしっかり知っておいてほしいのです。
中絶の権利を行使するにあたっても、悔いが残らないように、相手と十分に話し合ってください。時には両親や学校の先生を交えてでもいいでしょう。今の段階では自分の選択は間違っていないのだという確信をもって行動してほしいものです。(アピタル・北村邦夫)
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