本件に触れるのは先の伊藤氏の「逆転勝訴」判決から
3回目になる
あまり面白くないネタだからSNSでは盛り上がらないのかも知れないが
本件は2つ(以上)の問題点があって
性暴力問題とは別に性暴力事件への社会の姿勢が問題であるのと
当初事件の加害者とされる山口氏が政権に近い存在で
逮捕を回避させただの何だのと極めて「不確実な」疑いがかけられている事だ
前者については既に何度も述べているが
事件の発端から性暴力が発生するまでの過程において
どちらかと言えばいかがわしい人物である山口氏に対して
就職のあっせんの依頼を伊藤氏が自ら行っている事が
日本国内の女性には同情が得られていないのだと思う。
因みに世界的な感覚で行けば
ポジティブな女性が自らの目的達成のために
色々な手段を講じる事は当然であり
全く非難の対象にはならないと思われる
そのため、国内と国外(特にむ女性の社会進出の先進国)とでは
この話題について大きな温度差があるのである
前者の問題についても、
山口氏が本当に悪意をもって
お酒に薬を盛ったのかどうかは大きなポイントで
これが立証されない限りは起きた結果とは別に
非難の対象が山口氏から逆転し伊藤氏に回る事になる
真相は分からない状態であれば
伊藤氏のとった行動は
山口氏が訴える名誉棄損に相当するからだ
後者の問題は
現在の強権が過ぎる政権中枢に対する
批判行動ともとれる陰謀説であり
加計学園問題、森友学園問題、桜を見る会に次ぐ
安倍周辺の失策事案である
流石にこれだけ似たような惚け方を続けると
安倍晋三とその仲間たちに対する信用はがた落ちであるが
野党の不甲斐なさ、特に第二党であるはずの立憲民主党のだらしなさは
もはや目も当てられず
国会で彼らがこれを政権サイドにぶつければぶつけるほど
「この問題を政局に利用しようとしている」
との批判を受けて、自民党よりも傷つく結果になる
その結果、本当に組織ぐるみで政権サイドが
事件及び山口氏の犯罪を隠ぺいしていたのかどうか、は
さておかれてしまい
真実に辿り着かない、
もしくは国民の意識として問題がすり替えられてしまう事態に陥る
伊藤氏は「被害者」だというのなら
性暴力の存在の立証に焦点を当てて戦うべきであり
果たして自らが受けた結果は「許せない」のであれば
論点を拡大していくべきではない
と僕は思う。
伊藤氏のためにかけられる言葉があるとすれば
何よりこれである
翻れば、山口氏に対しても同じであり
「お酒に薬を盛った」などと掛けられている嫌疑を晴らすことが
最重要である事は間違いない
逮捕を免れたかどうかは本人の権限にある話ではないので
もし不正があるのだとしたらそれは警察内の問題である
警察が政権からの要請で「逮捕状を撤回」などしたとあれば
政権サイドにも及ぶ大きな問題である事は間違いない
そもそもこの事件は
当事者とそれを司法の場に引きずり出す役割の警察と
諸々関係者だけが知れば済む問題であり
AさんとBさんのトラブル、と世間は知ればよかったのであるが
日本の報道姿勢として「逮捕=犯罪者=実名報道」という構図が
未だ根強く残っているから「セカンドレイプ」に発展するのであって
伊藤氏がどこの誰だか世間が知らなければ発生しなかったのではないか
もちろん、伊藤氏の言い分を前面に認めた上での話である
ところが
顔出しするわ、実名出すわ、なんだかんだと
「ここに色々出すけど、触ったらセカンドレイプよ」
とばかりに
飢えたオオカミの面前に生肉を置くようなことをして
それをそう呼ぶのだとしたら
法整備段階から整えて行かねばならないのではないか
もし、それに着手するのだとしたら
伊藤氏にはその旗手になるだけの器があるのではないか
■性被害者の口封じはさせない 「セカンドレイプに法的措置」という伊藤詩織さんの思いとは
(AERA dot. - 12月20日 10:15)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=5909062
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