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2017年12月13日16:54

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無意味な争いの結果

ロシアがオリンピックから除外された原因は
彼らが組織ぐるみでドーピングを行っていたから、であり
またその事実を組織ぐるみで隠ぺいしていたからである。
隠ぺいと言う悪質な事実に対して
明確に発覚させる手順と言うか手続きと言うか
そういった対策を講じるに際して
日進月歩である科学技術の進歩の「善対悪」のいたちごっこである以上
精神的に「手段を択ばずメダルを獲る」というロシアを
除外しようという動きは分からなくもない。

だが、ロシアだけが悪いわけではなく
その他の国に対しても「悪意の有無」を確認する手段は
無いわけであり、ロシアを除外するだけでは
効果は得られないわけであり
オリンピックの意義も改めて確認されたし、という問題に
発展するのである。

それと同時にロシアの選手が潔白であれば
出場する道筋と言うのを用意しなければならないと思う。
つまり、目指す者があれば、その予選会があり
出場機会があり、それらが集まって最も優れた者が
世界大会の王者であるからこそ
「金メダル=世界一」というロジックが成り立つのではないか

これが成り立たないのであれば
五輪王者=世界王者の構図は崩れると同時に
並行して毎年のように開催されている競技別世界選手権の王者のみが
世界王者という考え方になるだろう。

そもそも単純競技(球技や評価種目ではなく、陸上や水泳のような)こそが
五輪競技に相応しいのであり
フィギュアスケートであったり、新体操・体操のように
「五輪であるから」という価値が定義づけられないような
競技については五輪競技である必要はないのではないか

僕はスポーツとは何だ、という所にも
実は一石を投じたいのであるが
競技者にとって参加し目指すところがあるスポーツと
観戦して楽しむところに目指すところがあるスポーツは
そもそも別物ではないかと思うのである

その上で、冬季五輪の五輪競技である必要がある競技は
いったいどれだけあるだろうかと
そして、ロシア以外に組織ぐるみでドーピングを行った国が
平然と参加しているんではなかろうかと

これは冬季ではなく夏季だが
1988年に開催されたソウル五輪のメダル数である。
左から順位、国名、金、銀、銅、合計である

1 ソビエト連邦 55 31 46 132
2 東ドイツ    37 35 30 102
3 アメリカ合衆国 36 31 27 94
4 韓国 (開催国) 12 10 11 33
5 西ドイツ 11 14 15 40
6 ハンガリー 11 6 6 23
7 ブルガリア 10 12 13 35
8 ルーマニア 7 11 6 24
9 フランス 6 4 6 16
10 イタリア 6 4 4 14

東ドイツと韓国が異常に獲得メダル数が多い。
更に東欧諸国の獲得メダル数も多い。

次いで2000年のシドニー五輪の数字がこれである。
1 アメリカ合衆国 36 24 31 91
2 ロシア 32 28 29 89
3 中国 28 16 15 59
4 オーストラリア (開催国) 16 25 17 58
5 ドイツ 13 17 26 56
6 フランス 13 14 11 38
7 イタリア 13 8 13 34
8 オランダ 12 9 4 25
9 キューバ 11 11 7 29
10 イギリス 11 10 7 28

ロシアとアメリカは相変わらずだが
その他の国のメダル数が劇的に変化していると思う。
開催国は別に考えてもらいたいのだが
ドイツは東西合併して、全体で激減しているのである。
競技数は増えたはずなのに。

こんなメダルレースは全く不必要であり
楽しみのバロメータにはならない事がお分りいただけたであろう。
中には「五輪がこの競技の晴れ舞台」という競技もあると思う
だが、世界中の人が
競技者として目指せばその予選に参加できる。。。
その予選を勝ち抜いた者同士が
世界一の覇を争う場、とは到底思えない競技は不要だと思う。
そして、その意味を汚す国も選手も参加する必要はないと思うのだが
いかがであろうか



■平昌五輪の個人参加容認=「選手の決定尊重」−ロシア
(時事通信社 - 12月12日 20:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4900867

記者会見するロシア・オリンピック委員会のジューコフ会長=12日、モスクワ
 【モスクワ時事】ロシア・オリンピック委員会(ROC)のジューコフ会長は12日、来年2月の平昌五輪について、ロシア選手の個人資格による参加を認める意向を明らかにした。「参加を希望する選手の決定を尊重する」と述べた。

 国際オリンピック委員会(IOC)は5日の理事会で、ドーピング問題を理由にロシア選手団の平昌五輪参加を禁じ、選手の個人資格による条件付き参加のみを認めていた。

 ROCは12日、モスクワで総会を開き、個人資格での参加を希望する選手への支持を全会一致で決めた。総会後の記者会見でジューコフ会長は「ROCはロシア選手の参加を確実にするため、あらゆる必要な手段を講じる」と語った。同会長によれば、15日にもスイスのローザンヌでIOCとロシア選手の出場条件を詰める協議を行う。 
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