先日、日本シリーズで日ハムがタイに追い付いた時に書いた日記で、日ハムの逆転Vは第2戦終了時に予感された旨を書いたが、アレは卑怯だった(笑)
でも、それは「どちらが優勢か」を論じているのではなく、「どちらが良い野球をしているか」であり、結果論的な物言いにはなっているが、真意はそうではなかった。
土曜日に仕事終わりに別の先輩と飲んで帰る事になり、
「何故、あの時そう言ったのか」
を説明する羽目になった。
直後に日ハムが勝ち越して日本一を決定付けたので、図らずもそれは示されたわけだが、端的に言えば「用兵の点では日ハムに分があった」と言って良いと思う。
その時、
「9回に大谷がマウンドに上がるか」
とも問われたが、栗山の正確なら8回の勝ち越しから大谷をブルペンに入れないだろうから
「それは無い」
と答えておいた。それでもマウンドに送る可能性もある点差ではあったが、代打はあっても登板は無い、と予測された。
栗山はブルペン陣に彼らの務めを果たさせる事で優勝を飾ろうとすると見たからだ。
何試合目の後だったか、中田とレアードが本塁打を打てたのは「彼らは追い込まれても、ヤマを張ってフルスイングするチャンスを窺っている」と名将・野村克也が述べていた。
長打で劣勢を一気に挽回する役割を果たそうとする大砲打者の大砲足る性質を「予測した配球」が広島には足りない、と暗に石原のリードの力量不足を指摘したわけだが、その通りだと思う。
余りにも投手任せで、投手の力に「合わせ過ぎている」のである。
シーズンを振り返れば、広島は間違いなく良い野球をしていて、野村、ジョンソンと黒田の3人で先発で41勝。先発に転向したヘーゲンスも7勝を挙げたが、2〜4勝を挙げた10人も居て、満遍なく投手起用があった好例と言える。
対する日ハムは
二桁勝利は有原、大谷、増井、高梨の4人だが、有原の11勝が勝ち頭で、バースが8勝、加藤、メンドーサ、吉川が7勝と、こちらも満遍ない。特筆すべきは開幕時クローザーだった増井が先発転向して10勝を挙げ、ローテに居た筈のメンドーサが中継ぎ、中継ぎだったバースが先発に、先発だった吉川がクローザーにチャレンジ。結果的には、マーティンがクローザーを務めるなど激しい配置転換があった事だ。
吉川がクローザー失格で中継ぎ&先発に戻るなどフレキシブルな運用が結果的には良い数字として表れる事になり、“栗山=名将説”を 加速させる事になったのだ。
しかし、09年の楽天日本一の星野采配同様に、采配が素晴らしい以前に“選手が素晴らしかった”と強く感じたシーズンだったが、どうだろうか。
用兵に関しては申し分無い、が
栗山日ハムが「王国を樹立した」とは言い難いのである。来年も、遣り繰りして優勝して初めて“名将”と呼べるんじゃないか
そう感じるのである。
■栗山監督に「名将」の冠を! 日ハムを10年ぶりの日本一に導いた采配力
(dot. - 10月30日 16:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=4267799
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