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2016年10月17日01:54

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労働の質について考える

ここ数日、慌ただしい。
僕自身が慌ただしいのは彼是9月の後半からなので
ここ数日慌ただしいのは話題についてである。
最大の関心事、として日記に認めているのが
電通の過労死で報じられている
ずっと昔から続く過重労働問題である。

先日の
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1956130499&owner_id=6231411
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1956134721&owner_id=6231411&org_id=1956130499
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1956135132&owner_id=6231411&org_id=1956134721
と合わせて読んでもらいたいがそれは飽くまでこちらの願望

今回は「同一賃金同一労働」の理念について
世界労働期間(ILO)が掲げているこれを盾に
色々と労働団体があれこれ言うのであるが
実はこれがややこしい。

「同一賃金」は指数だから良いとしても
「同一労働」というものが存在しているのか、という事である。
同じ職種の人間でも複雑に個人差が生じる労働の中身を
誰がどういう基準で測定するのか
それが出来ないので、業務に従事する「労働時間」で図ろうとすることが
あんまりにも愚かしいから
世の労働組合も困っているのである。

時間とエネルギーさえ投入すれば
社業が好転するほどに業務が発展するとも限らない
物を作ったら作ったで売れるとも限らない
だから働けど働けど儲かるとも限らないのだが
それを時間で測ったら
経営者は苦しくなるだけではないだろうか

しかも、である。
原料費が上がっても、商品の販売価格を上げられない場合は
労働者に収入を同一に配分していたら
会社は利益どころか経営するための原資も増えなくなり
結果的に株価を落とすような事にも繋がってしまう。
大きい会社や多角経営をしている企業などでは
「そういう部門もあれば、そうでない部門もある」ので
雇用調整を含め、労働力の配分などを行うことができるのだが
中小企業ではそうは行かないのは明らかである。

電通のような情報産業や代理店業は
あらゆる業種に手を伸ばすことができる一方で
顧客の都合次第で、同じ担当者に過大な労働が課せられたり
一方で隣の席の人が楽々とした状態が続いたりすることは
決して珍しくない。

ここからが肝心な話であるが
加えて、アイデアやコミュニケーションの取り方によって
ビジネスが成立するわけだ。
有能な人が1分で済む仕事も
そうでない人は徹夜しても追い付けないようなことが
ざらにあり、
結果的に「勝つ人」の功績と「敗残者の死体」がここかしこに散乱することになる。
例えが悪いかもしれないが、そういう事である。

新人がいきなり「勝つ」ことは難しいことだと思うし
企業における仕事とは、集団で取り組むことが基本であることを鑑みても
いや現実に
僕の部下には何年同じことを言ってもちっとも理解しないばかりか
後から来た一回り以上年下の後輩よりも
業績が上がらない人だっているわけだが
彼の雇用も保障されなければならないし
そういう人材も育成していかねばならないわけである。

年長者だが仕事の覚えが悪い人がいる。
仕方がないので、半分は「チャレンジすること」、半分は「誰でも出来ること」に
振り分けて、出来ない部下には取り組んでもらっているが
彼よりもかなり若い後輩は「9割がチャレンジ」で結果を残している状態で
いつまでも甘やかしているわけにもいかず、困っているのである。

仕方がないので、その年長で仕事の出来ない部下には
人事評価は低くした上で少しでも前進できるような態勢で
出来るだけ優しい仕事を振るようにしているが
それが僕の上司は気に入らない。

「結果は出ていないが、頑張っているのに、この評価は何だ」
とこういうわけである。

「社歴が長い彼は社歴なりに求められるものが高いので
それとノルマの達成率と仕事の難易度を加味すればこんなもんです。
加えて、今以上にレベルの高い仕事は彼には現状は無理です。
少しずつ前進していってもらうしかありません」
と僕は反駁したわけだがそこも認められないのだ。

一方で、若くて向う見ずなもう一人の部下は
ミスも多いが全く恐れず、ずんずんとチャレンジしているので
単純なミスも多い。
しかし、僕はミスは否定しない評価スタイルなので彼に対しては高く評価したのである。

「評価、高すぎないか?」
先の上司がまた茶々を入れる。

「社歴が浅く、この部署に来てから日も浅いのに
確実に高いスキルが必要な仕事を自分のものとしてこなし、
仕事の大半が『チャレンジ』であることからも
高い評価は当然です。
ミスも多いですが、僕は『ミスをした人が成長する』と考えるので
そこはマイナスしていません。
同じミスを繰り返すようだと評価は下げますが
彼は同じミスは2度は繰り返しません」
とこれまた反駁した。

これで社歴が高いだけで
方や社員としては最高の水準で給料を受け取り
仕事もトロ臭いので残業が多い。

方や社歴が浅い分給料が低いのと
若手だけあってスピード感があるので
残業も短い。
こういうケースも僕は納得がいかない。
せめて人事評価によって比較的金額の増減がある、
「賞与」で調整していくしかない。

早く終わる仕事は早く済ませてしまって帰宅したら
給料減ってしまうのか
有能であるばかりに、トロ臭い人の分の仕事も余計にさせられるのか

僕の部署では、明確に担当領域を決めているので、
簡単に「他人の仕事」はさせないようにしているが
前述のように「出来るやつに高いスキルが必要な仕事」を
回すことがある。
そして、トロ臭い人間には「簡単な仕事を回す」これが
ワークシェアリングの正体だろうか

話が逸れてしまったが
まず時間で仕事を測ることで
過重労働を防ぐというか回避することは難しいだろうと
僕は考えている。
例に出してしまって悪いが
僕の部下の場合ですらそれであり
色んな部署をたらい回しにされて我が部下となった年長の部下当人に
罪は何もないと思っている。

ただ、困ってしまうのである。


■ブラック企業、見抜くには…転職者から情報、離職率調査
(朝日新聞デジタル - 10月16日 10:22)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4243650
 女性新入社員が過労自殺し、労災認定された広告大手の電通に14日、東京労働局などが立ち入り調査に入った。過重労働や長時間労働はこれまでも様々な企業で問題化しており、就職活動に臨む学生には深刻な問題だ。学生たちは企業の実態を見極めようと、色々な工夫をしている。

 就職活動中の中央大学法学部3年の横沢俊英(としひで)さん(21)は、転職者の話が聞ける会社の説明会などを選んで足を運んでいる。転職者の話の方がリアルな情報が得られると考えるからだ。電通の女性新入社員が過労自殺で労災認定を受けたことは友人の間でも話題になった。「何でこんなことになるんだろう」とショックを受けたという。

 来春からホテルチェーンで働く予定の都内の女子学生(21)は就活生同士の横のつながりで「ブラック企業」などの情報を集めた。会社説明会での労働条件に関する質疑の内容や社員の様子を教え合った。「様々な角度から企業を見ることで、実態を見抜けると思った」と振り返る。

 広告会社から内定を得た関西の女子学生(22)は就活中、ウェブサイトやツイッターなどを駆使して、「ブラック」かどうかを調べたという。「すべてをうのみにするわけではないけれど、火のないところに煙は立たないだろうとも思うので」と話す。
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