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2016年07月21日01:57

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紫禁城からの帰りは京劇鑑賞

中国に行ったら。。。

してみたいことって何だろうか。
その中の一つは紫禁城、いわゆる故宮博物館に訪れることである。
これは、僕が最初に中国に憧れる切っ掛けになった
YMOの中華的メロディによる親近感や
そのYMOの一員であった坂本龍一が
アカデミー賞音楽賞を受賞した映画「ラストエンペラー」の舞台が
中国の北京だったこともあるだろうか

北京ダックを食べること
紫禁城&天安門を見ること
万里の長城を観光すること
京劇を鑑賞するとか
あとはせいぜい兵馬俑を見ることか。

できれば、莫高窟とかタクラマカン砂漠とか
桂林の漓江下りをしたいとか。
上海で小龍包食べたいとか。

しかし、この時の旅でその大半を体験してしまうのだから恐ろしい。
北京滞在4日目で、
その最大の楽しみの一つである紫禁城は達成してしまうのである。

その帰り道は王府井(ワンフーチン)という、
当時の北京の一番のショッピングモールを歩いて帰ることにした。
日本でいうと銀座みたいな場所なんだろう。
現在はまったく想像できないほど近代的になっていると思うのだが
その当時は既にオシャレな店と古臭い店が混在していて
デパートも何となく古風だった。

僕は百貨店の一番奥にある店で
デニムの短パンを購入した。銘柄はプーマである。
プーマでジーパン、それも短パンがあったとは驚きである。
加えて、帰り道に通った「正規」っぽいアディダスショップでも
ジーパンを売っていたような気がするのだが
そこのはべらぼうに高いので買えなかった。。。

あと王府井に「麦当労」という店があって
すごい人が行列していた。
日本でいうと「マクドナルド」である。
ちっとも英語で書いていないけれども、独特のビジュアルと
その存在感のあるロゴ「M」のマークで分かるのである。

並んでまで食べたくない一心で
僕はそこでの食事は回避したが
当時、日本では珍しかった「ピザハット」ではピザは食べた。
そのあと、道すがら発見した京劇専門の劇場で
僕は「見たい」と大声を上げた。
翌日に僕たちと別れて洛陽に向かう青学コンビと
やたらと僕と同行する「堀木さん」
この時から正しい名前で呼び始めた堀木さんと4人で特等席で予約が取れた。

京劇とは、日本でいうところの歌舞伎に近い伝統演劇で
演目は西遊記だったと思う。
一番分かりやすい題材だったと思う。

場所は前門に近い、「梨園劇場」という結構高級な劇場だった。
その席はテーブルに着席して観劇するスタイルで
舞台の横に電光掲示板の字幕がついていて
セリフの漢字版と英語版がちょっと時間差で表示されるスタイルだった。
結構な値段したような記憶がある。
100元はしたけれども、それ以上の値打ちがあった。
僕は中国に渡る前に「さらばわが愛〜覇王別姫」という映画を観ていて
京劇には強い関心があったので、感動した。

次々と達成される僕の目的。
本当はタンゲを助けに行く旅だったのに。

この時から、僕は中国でもう一つの野望を
果たしたいと強く願うようになっていた。
まだ北京に入って4日目は終わらない。
いったい、どれだけ食べるんだというくらいに
1日3食4食と食事を繰り返したが、どれも旨いのである。
名前も分からない彼の地の食事が
こんなに旨いとは予想もしていなかった。
道端で買った弁当ひとつ旨いのである。

道すがら、声をかけたり触れ合ったりする中国人も大半はフレンドリーで
「これだったら、知り合いにも勧めたいな、中国の旅」
と思える気分であった。
それだけに、現地で発生した新しい野望には
特に執念を燃やすことになる。

以下、続く。
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