mixiユーザー(id:6231411)

2015年11月11日02:11

271 view

コンプリート

プロ野球においては
本塁打を打つことも簡単ではないが
それ以上に難しいとされるのが勝ち投手になることである。
通算勝利数一位はご存知カネヤンこと金田正一で
400勝である。
これは「不滅の金字塔」として王貞治の通算868本塁打と
福本豊の通算1065盗塁、そして先日破られた野村克也の3017試合
と並び立つ記録なのであるが
本塁打と違って、勝利数は試合に対して最高で一つしか生まれない投手記録で
なおかつ、毎試合登板できるわけではない、ということからも
投手における勝利というのは値打ちが高いものなのである。

先ほど触れた全球団本塁打、よりも
「全球団勝利」というものが価値があるということが
どの程度すごいのかは、何となくお分かりいただけたであろうか。
それを達成した投手が
17人ほどいるらしい。

「らしい」というのは、公式記録ではなく栄誉に過ぎないからなのであるが
少なくとも、工藤公康が達成したときは記憶に鮮明である。
実は、工藤の記録が凄いのは
さっきの日記の話ではないが「13球団勝利」だからである。
これを達成したのは杉内と寺原と工藤というホークス絡みの3投手である。
2004年以前に近鉄以外のパ・リーグ球団に所属し、
2005年以降に楽天以外の球団に所属しないと達成できないのである。

今年、残念な出来事があったのは
この「13球団勝利」に王手をかけていた
ソフトバンクの帆足投手が引退してしまったことである。
12球団の殆どで勝利を挙げた古巣西武での勝利を残しての引退は
実に惜しまれるというか
なんというか。

この値打ちある記録はもう当分は生まれないであろうと
考えられ、現在可能性を残しているのが
ソフトバンクの松坂くらいか。
山本昌でも良かったのだが、フランチャイズプレーヤーには達成は無理であり
セ・リーグの投手は近鉄から勝つことはできないので
13球団勝利は非常に難しい記録なのである。

因みに2005年になる前は
やっぱり3人しか達成していない「12球団勝利」
セ・パ共に2球団以上に所属してリーグ全勝利を達成する条件だと
トレードは3回以上。
2002年に武田一浩が達成したのだが、最晩年の勝利で得たものであり
苦労の賜物であると感じれば感じるほど、
さらにその後の
工藤公康が、「画竜点睛」の如く
巨人時代に「全球団勝利じゃない12球団勝利」を達成した上で
巨人に勝って13球団目を達成したのが、実に偉業であるかを物語っている。

交流戦実施によって、ハードルは下がったとは言え、ね。

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2015年11月>
日 月 火 水 木 金 土
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     

最近の日記

もっと見る