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2025年08月11日14:55

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国宝、やばい

先週も映画の話をしたので、その前に見た「国宝」について。

いつだったか、「国宝」の予告編を見た時から大ヒットの予感はあった。
原作小説も読んでいなかったが、歌舞伎の映画を東宝が作るというだけで
興味を抱いている時点で、自分のかなり穿った性分が嫌になるのだが
封切り直後は今ほど話題にもなっていなかった。
寧ろ、後から封切られた「鬼滅」が桁違いのヒットなので
多少は熱も落ち着くのかなとは思ったが、それをさておいても
最近は「当たり」の映画ばかりに出会えて幸福である。

ネタバレは極力避けながら触れていきたいが、
僕の中での今作のクライマックスは「一生忘れられない」ものになりそうだ。
というのも、来るべき悲劇が既に見えている状態で
残り時間は20分ほど。
※既にご覧になった方は何の事かお分かりだろう
そのタイミングで、強烈に催してきたのである「大の方」を。
座席左サイドは中年の美人の女、右サイドは親子で来ている女性二人で
若い女が僕の真横。その奥に何人か座って、通路というポジションである。
劇場でも比較的見やすいポジションの中ほどを選択したが故に
脱出が難しい位置だった事、
映画が13:20からの回で昼食後だった事。
にもかかわらず、いつも通りポップコーンは大とペプシを持って
完食してしまった事が全て影響した。

自宅のDVDでの鑑賞であれば、恐らく「一時停止」を押して
トイレに駆け込んでいるか、極限まで放屁してお腹をやり過ごすか
していただろうが、そのどちらも選択することは出来ないのである。
この作品、なめてかかってはいけない189分の長大作なのである。
気が付いた時にはもう遅かった。
途中で抜け出すことも考えたが、早くも伏線回収が始まり
主人公たちの様子もおかしくなっている。

ご存じない方もあろうが、歌舞伎の世界を仕切っているのは
「松竹」であり、この作品への協力は最低限の部分しかしていない。
世襲制で伝統を維持しようとしている歌舞伎界への
ある意味、批判とも取れかねない内容であり、そこは難しかったのだろう。
わりと重要な役割を
歌舞伎一家から飛び出した寺島しのぶが演じているのが
辛うじて歌舞伎色を帯びているくらいで、残りは東宝・東映キャストである。

歌舞伎界の重鎮を怪優・田中泯が演じているのだが、
彼の存在が主人公の吉沢の運命を左右する場面でも感じた事だが
「松竹、黙ってていいのか」と思ったくらいである。

そんな具合であるから、腹痛と闘いながらも
エンドロールまで見届けたい一心で、僕は座席に居座り続けたのである。

終演後、劇場のフロアのトイレは案の定、大行列であり
僕は立ち止まらず3つ下のフロアのトイレに直行して用を済ませた。
改めて言うが、席を立たなくてよかった、素晴らしいクライマックスだった。
吉沢の身の熟しは、女形の訓練を受けたそれであったが
並び立つ横浜流星は体格の問題だろうか、どうしても男臭さを感じた。
彼に罪はないが、体格を隠す方法には色々あると思うのだが
上手く出来ている人の横には立たないというものがある。
絶対に佐々木健介が橋本真也の真横に立たないのと同じ、あの論法である。
※佐々木健介は公称180センチで実寸170センチあるかないか。橋本真也は公称183センチで実寸180センチ。佐々木より横幅がある橋本ではガタイの良さでは身長はごまかせない。武藤の場合だと190センチ近いので、最初から縦は武藤、横は佐々木で目の錯覚で同じくらいの体格に見せられる。

いや、横道に逸れたが、褒めたいのは吉沢の芸達者ぶりである。
後はキャストが豪華すぎて(名のある俳優が端役でポイ捨て扱いw)
目まぐるしい展開なので、しっかりと目を見開いて見て欲しい。

これからご覧のなられる方には一言だけ。
トイレはしっかり済まされてから、劇場にお入りください。

吉沢亮、1番練習したシーンが大幅カット 十数分踊った場面で「17秒くらいしか使われてなかった」【国宝】
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=137&from=diary&id=8407144
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