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2021年06月09日01:27

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古い考え方、の問題ばかりとは言えない

この問題は容易ならぬ部分がある。
合法的性交の成立条件が
「双方の同意」だけで成り立つ趣旨のものかどうか
そこを議論しなければならないからである。
そこで未成年者の自覚というか、意思の尊重とか
そういうデリケートな部分が議論の対象なのである。

肉体的に成年に達する、と認識される年齢と
社会的に成年として認められる年齢に乖離があるという点は
どうすれば良いのか、を真剣に議論する事が大事である。

どうあっても、
中学生や高校生の性生活を大人が支配する事は
人権問題にも関わる問題であり不可能だ。
同意が無ければ「強姦」に相当する、というのも些か乱暴な話だが、
同意があった場合は「違法だ」とするのか。
そして、強姦は犯罪であるから厳しく取り締まらねばならない。

しかし一方で親の同意があれば
結婚は男子は18歳から、女子は16歳から認められるという
これまたおかしなルールがあるのだ。
結婚すれば性交はあるだろう。
これの両立が意味するところは「和姦」は罪では無いという事だ。

そうすると、議論の中心には「同意があるかどうか」が
一番大事な事であるが、
そうすると本多氏の発言に問題性は無いわけである。
取締りの対象にあるのは様々な要件に対してである。

本多氏が反駁したのは
「性的同意年齢13歳の引き上げ」で16歳まで上げようとしたからである。
では「年の差カップル」は容認しないのだな、と
それはおかしくないか?
そう言いたかったのではないか。

そして近年問題になっているのは
「地位・関係性」を利用した性犯罪規定の対象を広げ、
そこに教師やコーチなどを含めるかどうか、
それと、被害者を撮影する行為や画像を流出させる行為の処罰規定
である。

地位・関係性の件については、
事件となった時点での犯罪性は高いというか
最初から「悪意」いや独善的欲求ともいえる感情は
はあったと言えるだろう。
という事は
それを立証さえできれば罪は問えると考えられるのだ。

しかし、一番の問題はそれぞれの立証の難しさであり
その場合の「年の差」の年少側が女性である事が多いから、
「被害者」に回る事が多い点である。
そして、訴え出るのは「被害者」であるから、
被害者が立証しなければならない点なのである。
その時、「証言」が殊更に重要視されるのが問題なのである。
「何歳と何歳」が重要な問題ではないのである。
二十歳と十七歳の性交が犯罪だと言うのか、と同じ事を言っているのだ。

ところがこの問題の活動家たちは
「性暴力被害者を守る、救う」
というところに重きを置いている筈なのに
罪になる範囲を広げる事に拘っているようだ。

中学生たちに性的興味を抱くな、と教育しても
それは偏向教育というもので間違っている。
或いは年長者が未成年と合意で性交する事が罪であっても
未成年同士が合意で成功したら罪じゃないのか?
そこも辻褄が合わない所である。
だから、本多氏は違和感を覚えるのである。

この埋まらない願望と現実と逸脱者と
確実に存在する「年上趣味」と「幼年趣味」という
性的嗜好の問題(これは人権上の問題)は
どう考えているのか。
もう、マジョリティだけの感覚で裁けない時代に突入しているのに
理想的な「青少年と社会の在り方」ばかり追求していては
確実に破綻が生じ、
世の中のルールは厳格化し、罪とされる事が地下化していくばかりである。

見つかったら、厳罰
それで良いのかって話をそろそろ考えなければならないのではないだろうか



■立憲・本多氏、性交同意発言で「不快な思いさせおわび」
(朝日新聞デジタル - 06月08日 15:41)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6547315
 性交同意年齢の引き上げを議論する立憲民主党の性犯罪刑法改正に関するワーキングチームで、「例えば50歳近くの自分が14歳の子と性交したら、たとえ同意があっても捕まることになる。それはおかしい」などと発言した本多平直衆院議員(56)=比例北海道ブロック=が8日午後、国会内で記者団の取材に応じた。

 本多氏は「私の認識不足の発言で、多くの方を傷つけ、不快な思いをさせたことを心からおわびする」と頭を下げ、発言を撤回する考えを改めて示した。

 また、「中学生を保護するため(性行為をした)成年を処罰するという考え方に賛成している」と語り、自身の発言の意図について「人を処罰する法律なので、本来は想像できないような事例を幅広く検討したいと考えているなかで(の発言だった)」と釈明した。

 本多氏が取材に応じたのは、この日の衆院本会議の後2分間ほど。記者が質問を続けるなかで「時間がないので」と述べ、その場を立ち去った。立憲は当初、「撤回したから、それでいい」(福山哲郎幹事長)との姿勢だったが、7日夜になって一転、福山氏が本多氏を厳重に口頭注意したと発表した。(鬼原民幸)
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