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2021年05月24日00:01

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スネークマンショー「SNAKEMAN SHOW」

ビリー・ジョエルの件で、親友のアダチが
僕の持っているスネークマンショーのテープを嬉々としてダビングする旨に触れたので
「スネークマンショー」のアルバムについても紹介したい。
因みに手元にあるのはCD化された幾つかの音源のみで
今回紹介する「スネークマンショー」という1stは当初は企画アルバムだった。
80年に発売されたYMOのアルバム「増殖」には
曲と曲の間にスネークマンショーのラジオコント風寸劇が挿入されており、
それまでラジオ番組を主戦場としていたスネークマンが
脚光を浴びる瞬間でもあった。

スネークマンショーとは、ラジオの音楽番組風コントまたは
コントで曲繋ぎをする音楽番組を展開していた二人組のユニットだった。
それは小林克也と桑原茂一という聴けば「あぁ」という二人だったが
途中から彼らを暴走させる伊武雅刀(当時は伊武雅之)が加わり、
コントの内容がどんどん過激になり先鋭化していく。
しかし、当時のラジオの世界は今では考えられない程に
下品で猥雑で挑戦的で危険な存在だったので、これは歓迎的にリスナーに迎えられていく。
折しもテレビの全盛時というかラジオの衰退期でもあり
若者文化の結集とも言うべき、尖ったシニカルなジョークがちょうどお似合いの
洗練とは無縁の放送内容ばかりであったから、当時を知らない人には
少し面食らうかも知れない。
8時とか9時くらいから今では放送不可能な猥談や
差別的発言だらけの放送内容で生放送が続いていたわけであるから
極めてラジカルな「スネークマンショー」が生まれる土壌があったと言えるのである。

最初はジーパン屋で流すBGM用番組で始まったこの企画が
ラジオで人気を博したのを契機に
YMOとのコラボアルバムをリリースするまでに至る経緯は
何年か前にもテレビでドキュメンタリー的に描かれていたし、
ラジオの企画で振り返る番組も聴いた事がある。
だが、伊武雅刀はコミカルな芸風とは違い、
本人はカタブツで扱いにくい人物で有名である。
スネークマンショーはこのアルバムの後、数年後に伊武が脱退し
空中分解していくのである。

アーティスト名が書いてあるのは「概ね」楽曲である。
何も書いていないのは「コント」である。

評価 ★★★〜★★★★★★

●盗聴エディ P-1
●磁性紀 - 開け心 - : YMO
●盗聴エディ P-2
●レモンティー : シーナ&ザ・ロケッツ
●はい、菊池です
●盗聴エディP-3
●オール・スルー・ザ・ナイト : ザ・ロカッツ
●ストップ・ザ・ニュー・ウェイブ : 伊武雅刀とTHE SPOILとお友達
●ジミー・マック : サンディー
●急いで口で吸え
●黄金のクラップヘッズ : ザ・クラップヘッズ
●シンナーに気をつけろ
●メケ・メケ : ドクター・ケスラー
●正義と真実
●コールド・ソング : クラウス・ノミ
●咲坂と桃内のごきげんいかがワン・ツゥ・スリー : ユー・アンド・ミー・オルガスムス・オーケストラ
●これなんですか
●ごきげんいかが アゲイン




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