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2021年02月28日22:19

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渡辺美里「She Loves You」

美里ちゃんのアルバム音源紹介はいったんここで終了する。
今回紹介するのはデビュー10周年を記念して自身初のベストアルバムとしてリリースした「She Loves You」である。
この先、別のアーティストの説明の時にも僕の邦楽のルーツで美里ちゃんにはしばしば触れる事にはなると思うが、あまり多く語るのもなんだから時系列を無視して先に彼女について全部吐き出してしまおうと言うのが狙いとしてあったので、一区切り、である。

とは言え、最初に出会ったのは僕が小学生の時でテレビドラマ「痛快!セーラー服通り」のテーマソングとして、であったが、それ以前に愛聴していたヤングタウンの水曜日のパーソナリティ(おまけ、として)である。
そこでもメーンパーソナリティの原田伸郎(あのねのね)に応援こそされていたが、音楽がそんな頻繁に流れるでもなく、今思うと抜擢だったのかミスマガジンとしての売り込みだったのかは分からないが、MBSに先見の明があったのだろうか。
その後もFMなどでラジオで長く活躍したことが彼女のセールスの成功に繋がったのだろう事は想像に難くない。

とはいえ、この「She Loves You」を境にある意味「渡辺美里」は長い成功期を終えてしまうのである。過去の人になったわけではないが、それまでの人物像が固定化されてしまったことで比較対象となり、何をやっても「あの時と何か違う」という印象を与えてしまう。
変わってしまったのはどちらかと言えば聴き手の方なのだが、そこは消費者特有の身勝手である。

 繰り返しになるが、この成功期を支えたのがエピックソニー(1998年にエピックレコードに、2014年にソニーミュージックにレーベルが統合される)の豪華ミュージシャンたちであり、その代表格が岡村靖幸と小室哲哉だった事は良く知られている事である。
 他にも大江千里や木根尚登ら、プロデューサーの小坂洋二系列のミュージシャンの協力があったからに他ならない。佐橋佳幸(妻が松たか子)、清水信之(元妻は平松愛理)は美里ちゃんの高校の先輩、SPEEDのプロデュースで有名な伊秩弘将も美里ちゃんの作品で作曲家デビュー、前回触れたが小林武史もサザンの復活劇のあと、美里ちゃんの作品に深く関わりその後の活躍に繋げているなど多くのアーティストの成功は美里ちゃんを通じて成し遂げていると言っても過言ではない。ただ、彼らがこの輪に加わっていたのが1995年のこのベストアルバムを出すまでの事だった。それ以降はそれぞれの道を行ったのである。
言うなれば美里ちゃんは「あげまん」だったのである。

さて、このアルバムはそういうわけで評価は難しい。
僕はオリジナルアルバムでこのアルバム同等の音源を揃えることが出来た筈だが前述の「テープ&CD紛失」などで難しい事を知った友人が「持っていけ」とプレゼントしてくれたので持っているだけである。

1.「世界で一番 遠い場所」
2.「My Revolution」
3.「サマータイム ブルース]」
4.「虹をみたかい(tokyo mix)」
5.「やるじゃん女の子」
6.「さくらの花の咲くころに」
7.「夏が来た!」
8.「シンシアリー [Sincerely]」
9.「いつか きっと」
10.「跳べ模型ヒコーキ(HELLO LOVERS VERSION)」
11.「恋したっていいじゃない」
12.「BELIEVE」
13.「真夏のサンタクロース」
14.「青空」
15.「eyes」
16.「10 years」



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