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2021年02月26日00:29

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TM NETWORK「GIFT FOR FANKS」

ここまで邦楽はYMOと渡辺美里ばかり紹介していたのだが、
渡辺美里から派生してTM NETWORKを聴くようになった。
TMはご存知、J-POPのユニットでヴォーカルは宇都宮隆、キーボードが小室哲哉、そして「エアギター」が木根尚登という三人組である。
僕はまだ幼かったので、こういう見掛け倒しのバンドというかユニットに
思春期の頃は強く惹かれていて、ほぼ全曲歌えるくらいにのめり込んでしまった。(笑)

同時期に骨太なバンドファンは「X(のちのX JAPAN)」や「BOØWY」を応援していたようだが、僕はこの甘口のTMを支持していた。既に小室哲哉への高い評価と稀に見るストレートボイスが売りの宇都宮隆、どこかとぼけた木根尚登の組み合わせがちょうど良かったのかも知れない。
知人と一緒にレコードを借りて、テープにダビングした最初のアルバムは
ちょうど発売されたばかりのベスト盤「GIFT FOR FANKS」である。
FANKS、というのはTMが作った造語で彼らの応援団を指してそう呼ぶのだそうだが、
英語を習いたての僕は「何か間違ってないか??」と不思議に思ったものである。
それはさておくとしても、ちょうどテレビアニメとタイアップして彼らの出世作であり、永遠の十字架となったシングル「Get Wild」もこのアルバムが初出だそうだ。

僕はアニメ「ヴァンパイアハンターD」のテーマソングだった「Your Song」や
スマッシュヒットとなった「Self Control」など豪華構成となっている。
また、シングルのみでリリースされていて過去のアルバムには収録されていない曲も多数含まれるため、貴重な1枚であると言える。
TMについてはおいおい述べていきたいが、
80年代後半のJ-POPの代表的な小室サウンドが鮨詰めになっているアルバムである。

最近亡くなってしまったが、まんが「きまぐれオレンジロード」の作者、まつもと泉先生がちょっとした音楽漫画で使っていた言葉を借りると、
「ビートルズがあんまんで、ローリングストーンズは肉まん」
あんまん派はあんまんが好きだから、あんまんでお腹いっぱいになるし、
肉まん派も肉まんでお腹を満たしてしまう。
だけど、食いしん坊は両方食べる事もある。
音楽の近いジャンルの2つはそういう分類が出来る。これを引用すれば
「TMはあんまんで、BOØWYは肉まんだ」
という言い方をすることが出来ると思う。
そして僕は食いしん坊である。

評価 ★★★★

Get Wild
Come on Let's Dance (This is the FANKS DYNA-MIX)
PASSENGER 〜a train named Big City〜
Your Song ("D"Mix)
Dragon The Festival (Zoo Mix)
1/2の助走 (Just For You And Me Now)
愛をそのままに
Confession 〜告白〜
RAINBOW RAINBOW (陽気なアインシュタインと80年代モナリザの一夜)
1974 (16光年の訪問者)
8月の長い夜
NERVOUS
You can Dance
Self Control (方舟に曳かれて)





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