mixiユーザー(id:6231411)

2020年08月18日18:48

39 view

気が付けば木村先生にエール

先日の日記「天才たちのドラマ」にも書いたが
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1976550458&owner_id=6231411
僕は豊島君を応援していたのだが、
色々考えると渡辺君も応援している気持だ、と

両氏に失礼だと思うので以下は新しい呼称で

渡辺名人はこれであるジンクスを維持させた
というか、彼なら絶対に達成できるジンクスだった
しかし、多くの人はスタート時点から挑戦も出来ない
それは「中学生棋士となった者は竜王と名人のタイトルを獲る」
というジンクスである。
豊島竜王も小学三年生で奨励会に入り
「未来のスーパースター」と早くから期待されてはいたが
プロ入りまでに何年か掛かり、結果的には高校生でプロ入りした
それでも十分に早いのであるが

しかし、過去に中学生で(プロ)棋士になったのは
「神武以来の天才」加藤一二三九段
「光速の寄せ」谷川浩司九段(十七世名人資格者)
「永世七冠」羽生善治(十九世名人)
そして
近年、「現役最強」の呼び名が高い渡辺新名人(三冠)と
件の藤井聡太棋聖だけなのである。

藤井棋聖は初のタイトル挑戦で戴冠し、二冠目のタイトル戦の真っ最中である
また、加藤九段は竜王位には就いていないが
その前身の「十段位」時代に戴冠しており
当然だが時代背景を考えると竜王位相当のタイトルを、
それも大山先生や中原先生が現役時代バリバリの時に
それぞれタイトルを獲ったわけであるから
これはこれでとても価値があるというものだ

言うなれば、朝青龍と白鵬が現役バリバリの時に
新入幕の平幕力士が幕内最高優勝を二回決めるようなもので
それが若くして達成出来れば、さらに将来が期待されるというものである

ところで個人的な事だが
うん、と若い頃
営業である百貨店の担当をしていた時に
囲碁の棋士の先生に
たまたま謝罪の用事があって
催事場のイベント会場の控え室に行く事があった
この時、並行して開催していた将棋のイベントの出演者が
渡辺先生で、僕はこの彼の顔を知らなかった
因みに囲碁の名人位であった張栩先生や
趙治勲先生のお顔は存じ上げていたのだが
「魔太郎」こと渡辺先生が余りにも若くてオーラが無かったので
分からなかったのである。
てっきり奨励会の人かと思っていたので危うく失礼な口を利いてしまうところだった

実は、その前年に竜王位に就いた、
現役のタイトルホルダーであり
たまたま近くを通った既知の福崎文吾先生に
「彼が渡辺先生だよ。サイン貰っておきなさい」
と茶化されなかったら気付かなかったかもしれない

今考えると
渡辺先生は当時は二十歳そこいらだったが
既にゆで卵を剥いたようなツルっとした頭髪をしていて
風貌も今の方が格段に精悍である、と言えるくらい
ひ弱な宇宙人のような感じだった
ニコリともせず、ただ大人しく考えている風で
どちらかと言うと不気味だった

退室する時に「失礼します」とこちらから声を掛けると
少しだけこちらを向いて
「お疲れ様でした」と小さく短く、しかしはっきりと仰って
「ちゃんとした人なんだなぁ」
とだけ思ったのだが、悪い感じはしなくなった
思うに表情や表現という点に於いては極めて
不器用な人なんだと

というわけで、
「愛嬌がある棋士ばかりが良いんじゃないな」
と最初に思わせてくれたのが渡辺先生であった
その後は久保先生みたいに愛想は良いけれども
何かついていけない(そりゅそうだろ)人や
当時若手の菅井先生も不器用だなぁ、とか
愛想は良いけれども堅苦しい井上慶太先生と比すると(みんな関西だ)
渡辺先生と言うのは、実に「品があるなぁ」
とまで思えるようになったのである

さて実力制名人としては渡辺名人は第十五代となるらしい
1937年から実力制に移行したわけであるから
84年で15人しかいないのである。渡辺名人はまだ数日であるから
実質14人。一人頭平均6年の名人位に
初代名人の木村義雄先生が8期、
終身名誉永久でミスター名人の大山康晴先生が18期
中原「突撃」誠先生が15期と独占が続くタイトルであり
近年は連続三期もタイトル保持すると
忽ち次世代の波に飲み込まれるので長期政権になりがたい

そんな中、年長である渡辺名人が就位する事は実に
価値がある事だと思う
同じ意味で木村王位にもエールを送りたいのだが。。。

風前の灯火である
前回の対局も相手のミスがあったのに勢いで押し切られ
前々回の対局も一方的に敗れるという不甲斐ない内容だった
巻き返しを期待する。木村先生に。


■渡辺二冠、初めて名人獲得 史上4番目の年長で悲願達成
(朝日新聞デジタル - 08月15日 17:58)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6195562
 第78期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛)の第6局の2日目が15日、大阪市福島区の関西将棋会館で指され、挑戦者の渡辺明二冠(36)が豊島将之名人(30)=竜王とあわせ二冠=に99手で勝ち、対戦成績4勝2敗で初めて名人位を獲得した。36歳3カ月での初獲得は史上4番目の年長記録となる。

 今期の名人戦は、コロナ禍に伴い、例年より2カ月遅れの6月に開幕した。第1局から終盤勝負の接戦が続いた。

 渡辺挑戦者は東京都葛飾区出身で、2000年にプロ入り。史上4人目の「中学生棋士」と注目された。04年12月に初タイトルの竜王を獲得。05年には竜王2期獲得により史上最年少(21歳7カ月)で最高位の九段に昇った。08年には初代「永世竜王」の称号を、17年には「永世棋王」の称号をそれぞれ獲得。これまでのタイトル獲得は通算25期(竜王11期、王座1期、棋王8期、王将4期、棋聖1期)にのぼる。ただ、名人挑戦は今回が初めて。7月に藤井聡太棋聖(18)に棋聖戦五番勝負で敗れ、名人戦開幕時の三冠から二冠になっていたが、名人奪取で自身3度目の三冠達成となった。

 初防衛を目指したものの敗れた豊島名人は、竜王のみの一冠となった。(佐藤圭司)
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2020年08月>
日 月 火 水 木 金 土
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     

最近の日記

もっと見る