mixiユーザー(id:6231411)

2020年06月23日18:50

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奇怪な棋界あれこれ

昨日、将棋について触れたので
引き続き調子に乗って。

棋界現役最強は誰だ?
みたいな議論をたまに知人とする事があるのだが
現在のタイトルホルダーは
それぞれそれに見合った実力があるとみている。
プラス、藤井聡太七段を加えるか加えないか
その次元に藤井七段は居ると思う

加えて、現在無冠に失陥している広瀬八段の
指し回しは、かなり強い相手とも刺し違えるだけの
切れ味鋭い「居合い抜き」のような味がある
彼が受けを手抜いて攻めに回る時は
かなり深い読みが入っていて、相手の危機を意味していると言っていい
「終盤の藤井聡太」が長い手の詰将棋の使い手なら
広瀬八段は心理戦に長けた読みの使い手と言って良いだろう

さてタイトルについてだが
現役棋士のタイトル経験者は28人。
うち、新設の叡王戦は現在三期目で2名しか経験者が居ない
1983年に王座戦がタイトル戦に昇格し、
「7大タイトル」となってから37期が経過したわけだが
のべ260ほどのタイトルのうち、
羽生善治九段が99期を取っているわけだから
その占有率は異常である
中でも王座戦では24期と突出していて、37年間で7人しか
王座経験者は居ない。

羽生以前に圧倒的強さを誇っていた中原誠十六世名人の
現役最終盤も中原はタイトルを保持しており
特に名人位、棋聖位を巡る谷川九段との連年のタイトル攻防は
将棋ファンの毎年の楽しみになっていた

中原から世代のバトンを受け取った筈の
最年少名人、だった谷川の時代は長くは続かなかった。
すぐさま登場した羽生世代、
いわゆる「チャイルドブランド」と呼ばれる人たちが
次々と谷川以上の世代からタイトルを奪っていった

その後訪れた「羽生時代」は、
棋士の分布図を羽生一色に塗り替える事となり
ちょっとした社会現象になった。
同世代棋士も活躍はしたが
名人位に森内が長期政権を、棋聖位に佐藤康光が長期政権を
それぞれ築きながら「遅咲きの星」郷田真隆が四段でタイトル奪取(王位)
屋敷伸之の最年少でのタイトル奪取(棋聖位)
と何かと話題が豊富だったにもかかわらず
羽生がその全てを凌駕してしまうと
棋界のニュースは少し退屈なものになってしまった

それは「オールマイティ」な羽生善治が
あらゆる作戦にも受けて勝ち、
自らが攻めれば冷徹な指し回しで完勝し
抜け目がない事この上なかったからである
羽生は通算勝率が.7057で7割越えである。
ノリに乗った棋士が若い頃に年間最高勝率を獲得しても
やっぱり7割〜8割なのだから、相当なものである
七番勝負で4勝3敗なら勝率.571、4勝2敗で.666
五番勝負で3勝2敗なら勝率6割、3勝1敗は.750だから
通算勝率の7割越えは異常なのである。


■藤井七段、2度目のタイトル挑戦かけて対局開始 王位戦
(朝日新聞デジタル - 06月23日 12:30)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6130696
 将棋の高校生棋士、藤井聡太七段(17)が23日、東京都渋谷区の将棋会館で第61期王位戦(新聞三社連合主催)の挑戦者決定戦に臨んでいる。相手は永瀬拓矢二冠(27)。勝てば、進行中の第91期棋聖戦に続き、2度目のタイトル挑戦が決まる。

 対局は午前10時に開始。先手の藤井七段はお茶を一口飲んだ後、初手▲2六歩を指した。

 王位戦は紅白2組の挑戦者決定リーグが今月13日まで行われ、白組の藤井七段は羽生善治九段(49)らを破って優勝、紅組の永瀬二冠は豊島将之名人・竜王(30)らを破って優勝した。両者は、4日の棋聖戦・挑戦者決定戦に続いて大一番で顔を合わせることになった。勝者は木村一基王位(47)への挑戦権を獲得する。木村王位は昨年、史上最年長で初タイトルを獲得し、話題になった。

 藤井七段は8日、棋聖戦第1局で渡辺明棋聖(36)=棋王、王将とあわせ三冠=に勝利。8日時点で17歳10カ月20日で、屋敷伸之九段(48)が1989年に作ったタイトル挑戦の最年少記録を4日更新した。王位戦でも挑戦者になれば、二つのタイトル戦を並行して戦うことになる。(村瀬信也)


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