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2020年05月23日11:26

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Too Shy

「ギャンブル依存症」って実は怖いものである
殆どの人はギャンブルに依存しないのであるが
一部の人が強烈にのめりこんでしまう場合がある
その依存状態が生み出す状態が
お金を見境なくギャンブルにつぎ込むばかりか
労働するよりもギャンブルでお金を稼ごうという
思想が脳裏から離れなくなる現象である

これについて、「予防」策は
ギャンブルに関わらないことが一番なのてあるが
世の中からギャンブルに相当するものが無くなるという事は
基本的にあり得ない
「勝ったら、ご飯を御馳走する」
程度の賭けも原理的には賭博であり
依存症という側面から見ると「ギャンブル」なのである
法的に問題があるかどうか、あるいは処罰の対象かどうか
はこの際、問題にしない
ちょうど黒川検事長の辞職が取り沙汰されている件がタイムリーだが
特に関係があるわけではない

ただ、依存症は金銭的な部分に留まらず
こういった「禁止されたり、憚られたり」する環境下でも
自分のギャンブル欲を満たすために
自己都合的な思考が働いて、やってしまう、という
現象に至る

しかし、「禁止」されていないものに対して
「やめてくれ」と誰かが抑止するには
その人の個人の権利を阻害することになるので
本来はダメであり、不可能なことなのである。
これを禁じるには法律か条例で明確に禁止したり
それに罰則規定を設けない限りは出来ないと考える

僕は今回のコロナ騒動で「禁止」ではなく、
「自粛要請」という無責任かつ、社会の混乱を招く
いわゆる同調圧力に頼る規制線を放った行政サイドに
怒りに近い憤りを感じている
店に休業命令ではなく「休業要請」で
事態の解決を図ろうとしたのは卑怯である
ここに存在しているのは「従ったもん勝ち」という
特殊な価値観の強要である。

実際、「自粛警察」と揶揄される正義を履き違えた
勇ましさが過ぎるお節介連中も複数現れ、
都市部への根拠なき嫌悪感を強くする余り
「県外者お断り」酷いのになると「市外者お断り」
たまたま自動車を購入した時に取得したナンバーだけで
相手の居住地を断定して迫害、などやりたい放題である

新型コロナという目に見えない畏怖から
自己防衛を図ろうという
その行動心理自体は物凄く理解が出来るのだが
自己判断で行う行動ではないし、それをすることは
民主主義も法治主義も全部かなぐり捨てる事である
「元に戻りたい」と少しでも思うのであれば
「そこに関わらない」というのが冷静な判断ではないだろうか
パチンコにしてそうなのだから
麻雀にしろ、何にしろ、部外者はこれに手を触れる事が
大きな間違いなのである、とは誰も考えなかったのであろうか

話が横に滑ってしまったが
「それでもしたい」というのは立派な依存症である
ただ、人は大なり小なり何某かに依存していて
行動を細かく解析すると強い習慣性に縛られている
それを否定するのかというと
大部分は無自覚であり、そこまで至らないことが多い筈である
それは経験に基づく学習機能に依存する、我々人類の性である
免れられない部分である

そこには活字依存症(映像や音声といったより多くの情報量のものより、活字での情報を求めてしまう習慣)やスマホ依存症、ニコチン依存症、自動車依存症等々、無理に断定すれば色々言いえるのだが、個別の依存症が問題なのではなくて
これを本人または第三者が発見・認識して、どう解決するか、どう見守るかが
実に肝要な問題であると言いたいのである

ではギャンブルの何がいけないのか
それは人間が社会を構成するときに
この非生産性極まりない娯楽に労働意欲を奪われてしまう人がある事と
この依存症に陥った人が身内にいると家族や周辺の人まで
多大なる迷惑を蒙る事にある
そこで提示されるのが程度問題であったり
「ご利用は計画的に」的な事である
だが、これでギャンブル依存症が抑制できるかというと甚だ怪しい
射幸性が問題なのか、習慣性が問題なのか
非生産性が問題なのか
或いはつぎ込むお金欲しさに犯罪行為に走るのが問題なのか

だが、これが娯楽として市民権を得るのであれば
この娯楽を楽しむ原資欲しさに働く事だってある筈で
本当は功罪共にある出来事に過ぎないのではないか
まぁ、それは主観的なことだからさておくとして

毎年、宝くじを買う事に固執している人を多々見受けるが
それもまた軽い依存症である
宝くじで得る収入などは不労所得そのものであり
それに期待する行動原理は実に低俗と言っていい
だが、低俗でありシンプルであるから、
その依存症の副作用や禁断症状が些少で済むのではないだろうか

しかし、僕が一番問題にしたいのは
極端な事例を引っ張り出してそれを社会問題化する風潮である
自身の別の依存症を棚上げにして「ギャンブル」を悪の象徴みたいに扱って
攻撃対象とする事で別のものを見落としてしまっていることである
本当にギャンブルが悪質なものなのであれば
我が国は国が認めるものも含めれば相当にギャンブル人口は存在するわけで
その大半は依存症なのではないか
僕はそうではないと思う

誰かに迷惑をかけてまで、
自分の欲求や不安解消を図ろうとする衝動を持つ人は
たまたまギャンブルにはまり込んだだけで
他の何かの依存症になっていた可能性が高い人だと思う
つまりギャンブルへの依存症を他の依存症で解決しようなどという治療は
末期的な発想だと言えるのではないか
ハマったり、固執したり、誰かに迷惑をかけても平気な人じゃなければ
いずれも問題ではないからである

セックス依存症やドラッグ依存症、或いは
お菓子依存症にアルコール依存症は問題視していない、と
社会全体が承認できるのであれば、そちらに移せばいいのである
そういう話ではないだろうけれども

さて、82年に世界的ヒットを飛ばし
その名を知らしめたカジャグーグーだが
2年後にボーカルが別の大ヒットを飛ばし本末転倒になってしまう
その時に、「カジャグーグーのボーカルがソロプロジェクトで成功」と
いうロジックを、
「ボーカリストがバンドに加入してヒットさせることに成功、ソロに戻ってもさらに成功」とすり替えてすっかり意味不明になる
Kajagoogoo
「Too Shy」


Limahl
ネバー・エンディング・ストーリー



■「パチンコ、県越えても」6割=給付金使途に懸念も―依存症経験者調査
(時事通信社 - 05月22日 14:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6091473
 パチンコ依存症経験者の6割が、新型コロナウイルス対策で居住地のパチンコ店が営業自粛した場合に別の都道府県に行くと考えていることが、公益社団法人「ギャンブル依存症問題を考える会」の調査で分かった。10万円の特別定額給付金についても、ギャンブルで費消することへの懸念が強かった。

 調査は6、7日にインターネット上で実施。依存症から立ち直った人216人と、同会などが支援する依存症者の家族292人が回答した。

 それによると、元依存症者の69.9%が「(克服前なら)不安をギャンブルで払拭(ふっしょく)していた」と回答。地域のパチンコ店が閉まった場合でも、60.5%が「都道府県をまたいでも開いている店を探して行っていた」と答えた。同会の田中紀子代表は「駄目だと思いながらも自制が利かないのが依存症。営業再開後に症状が悪化する恐れもあり、家族は早めに相談機関に行くべきだ」と話す。

 克服前に特別給付金を受け取っていたら「ギャンブルに使ったと思う」と答えたのが70.3%。その3分の1は自分の分だけでなく、家族分の給付金まで使う恐れがあると回答し、「やめて10年たったが、10万円を手にしたらギャンブルをしないという自信がない」との意見も寄せられた。

 家族へのアンケートでも、ギャンブル依存症の人が世帯主の家庭では、約半分が給付金の受け取りや使い道に不安があると回答。このうち預金通帳やカードの没収や、別居などの浪費されない対策が取れていたのは約3割しかいなかった。

 田中代表は「話し合いすらできず、全てなくなるとあきらめた人も多い。家庭内暴力と同じく、ギャンブル依存症でも妻や子供の分は振込先を分割することを認めるべきだ」と訴えている。 


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