mixiユーザー(id:6231411)

2020年04月28日03:43

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随筆の習作 少しズレた未来

連日、嘆いてはいるが「随筆」が上手く書けない性分である

自宅ではジャンルを問わず音楽を聴いているが
結局はダンスミュージックが好きなのか
フュージョンが好きなのか自分でもさっぱり分からない
ここ40年ほどはYMOを好んで聞く以外は
ばらばらと趣味にまとまりがないのが自己分析の結果である

YMOを聴くようになったきっかけは
ここでは省略するが
シンセサイザーを使った音楽を好んで聴き始めた時期とは
重複している気がする
しかし、シンセサイザーというと誰を想起するか、というと
敬愛する坂本龍一“教授”ではなくて「喜多郎」が先に浮かぶ

喜多郎は世界的に著名なミュージシャンであるが
日本でその市民権を得たのはNHKスペシャルの
「シルクロード」のテーマソングが契機であろうか

しかし「シルクロード」とはロマンのある言葉であり
僕が中国に旅に出た時も思わず敦煌を目指してしまったくらいである。
あいにく、西安に到着したのちさらに「特快」という
高速鉄道を使ってまる2日かかる西方に行かねばたどり着かない遠方で
訪れる事を断念した
直前に井上靖の「敦煌」を読んだ影響もあったかもしれないが
その時はウズベキスタンの青の都「サマルカンド」に行きたいと強く思ったのであり
敦煌はたまたま思い出しただけであった

或いは中国に訪れる前に映画「ラストエンペラー」を見たからか
はたまた「覇王別姫 さらばわが愛」を見たからかういうものの影響を受けるとすぐに泳がされる悪い癖があったようである
しかし、西行はそこであきらめる事にした。
たまたま西安では兵馬俑などを観光して時間を潰してしまったことと
もう一つの旅の目的である「友人の捜索」がそこで終わってしまったことにある

しかし意外というかショックだったね
日本で「中華風」として楽しんでいたメロディーラインは
中国ではあまり親しまれておらず
何だかダサい少し前のポピュラーソングの崩れたような奴が
現地では流行っていたり
昭和の初期かはたまた、というレトロな街並みの大都市もあれば
上海のように決して来ることはなかった「近未来」を模した都市だったり
時代や文化が錯綜している混沌とした社会がそこにあったのである

何とも少しズレた未来感は自分にぴったりであり
上海での滞在期間が一番楽しかったりするのだが
過去と未来が行き交っていたようなあの雰囲気は
もう今は残ってはいまい
音楽の世界で味わうしかないのだろうか

ロマンティックに喜多郎なんか聴いているよりは
YMOのちょっとズレた未来感の音楽の方が
陶酔感が得られるだろうか
最近はダフトパンクが気に入っているのだが、
それも少しズレているような気がしてきた
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