何年か前の事である
かなり上級の上司が突然、
「今度、トルコに行って貰う」
みたいなことを言い出して
「パスポートもなければ、仕事の整理もつかないので無理」
と拒んだときに
色々と社内でもめた。
行った先で行うもろもろの技術は出発までに身につけろ、みたいな
無茶も含まれていたし
当然ながら色々と兼務している仕事の後任や代理を
すぐ上の上司が用立ててくれるなら、と条件提示をしたところ
「そこはとりあえず引き受けなさい」
みたいなこれまた無茶を言い出して、さらに揉めた
結局は代理を立てることになり
やれやれと落ち着いたら政情不安になり
その代理も辞退、遂には別の人が行くことになった
最初の代理の人が「彼の国は危険だから」と断ったのに
次の代理の人は平気なのか?と訪ねたら
「本人が構わないと言っている」
等と言い放つので頭にきて
「今の発言は記憶しておきます」
と言ってさらに揉めた
ちょうど、エルトゥールル号事件から125周年を
記念して色々と式典があったり、映画が作られたり
盛り上がっているタイミングで
彼の国のアンタルヤという都市で花博が開かれるというタイミングで
現地に赴き、当時は世界中の注目を浴びていた
エルドアン大統領に謁見しろ、という
とんでもないミッションだったのだが。。。。
旅立ちの一月前にトルコ軍が上空を飛ぶ
ロシア軍機を撃墜するという物凄く怖い行動に出た事件が起きた
おりしもIS(イスラム国)の活動が盛んな時期で
その支援をロシアが行っているだのいないだので
世間が騒いでいるさなかで
ISを追い詰めようとしているのが親米イスラム勢力で
iSを支援しているのが反米イスラム勢力という
比較的わかりやすい構図の中にあって
トルコは静観することも可能だったはずなのに。。。。
クルド人問題やEUとの関係性を考えると
エルドアンらタカ派が挑発が過ぎるロシアに過剰に反応した、とも
考えられるのだが
まあ、それはいい
この親日国でも有名なトルコのフラッグシップである
トルコ航空が関西空港とイスタンブールの直行便を
増便させたさなかに起きたもんだから
トルコ行きの需要は激減したわけである
当然、トルコ航空も政府も盛んに安全性や平和性をアピールするのだが
まあ、積極的に「危険地帯」向かう人は少ないわな
これを「風評被害だ」と言うから
僕は「違う」と否定した
自然にそこに向かおうとする人が
「やっぱり行きたくない」
と思うだけのことが風評もへったくれもあるものか
それにロシアと言えば
元々は悪名名高き「ソ連」だった国である
理由はどうあれ、そのロシア軍にけんかを売って
「安全なのに風評被害で人が来ない」
と言われてもお門違いだ
と言ったのである
ウクライナやチェチェンを挟んで
トルコなど黒海周辺国家とは因縁が深いロシア軍が
どれだけ大人しくしているかだなんて
想像もつかないのだから
致し方ないだろう
それと同様に
防疫という観点においては
一度疫病が発生すればその内では蔓延に歯止めがきかず
どこの国土にも降り立っていない、クルーズ船というのは
自他共に認めるところで「危険な存在」であることに
異論はないだろう
キャンセルが続出するのは当然なのである
防疫という観点では極めて危うい存在であることは
今回の新型ウイルス騒ぎの前から何も変わってはいない。
英国人だの豪州人だのが無症状だから寄港したいと言っても
単純にはこれを迎え入れられないのは致し方ないところである
幾ら人権だの人道的だの言われても
それで新型コロナが伝染してしまったら取り返しがつかないことになるのである
別に彼らが悪いわけでも、入れない国が悪いわけでもない
ワクチンなり特効薬なり
対処法が見つかって居ない国に病原を単純に持ち込めないことに対して
理解できない人にはそもそも上陸する権利はない
どうしても耐えられない場合は本国から迎えに来てもらう他ないのである
そこを何とか無事に帰そうという力も働いているので
これは御当人も世の中も暫しの辛抱が居るだけの話なのであるが。。。。
■クルーズ船のキャンセル相次ぐ 船内隔離で萎縮ムード
(朝日新聞デジタル - 02月09日 10:13)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5966850
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