今週は暖かかったねぇ……東京で1月15日を過ぎて初氷が観測されないのは観測史上初だそうだ。
そうやら、1月中はこんな陽気で、記録は大幅更新――まぁ、今日から明日にかけて雪が降る、と言うけど、それでも最低気温は3℃、水は凍らないだろうな。
まぁ、2月には幾度が“寒の戻り”の寒波が来て、そこで結氷するかも、と言う予想。
つまり、“寒の戻り”と言う事は既に冬も終了、この短スパンで天気が変わるのは既に春の天気と言う事。
勿論、これは異常ではない。
未だかつて観測された事がない事態が起きているだけの事。
そして、地球温暖化の影響ではあり得ない。
そんな事言ったら、チャンネル変えられちゃうからね。
……と言うのが、この国のマスコミの姿勢だけど。
現在の豪州の山火事で、欧州の40年分くらいのCO2が排出されているそうだ。
森林消失もあって、これは地球環境に大きな影響があるだろう。
下手すると、これで温暖化暴走のボーダーラインとされる空気中CO2濃度440ppmと産業革命以降の温度上昇1.5℃に達するかもしれないね。
(昨年時点で濃度は410ppm、温度上昇1.0℃)
あ、もっとも日本人としてはこんな事認める訳にはいかない。
「人類の活動ごときでCO2濃度など変わる訳がないし、CO2濃度が100%にでもならない限り何の問題もない。気象変動は太陽の活動によるもので人間にどうこう出来るものではない」
と言うのが我が国で正論とされるものだろう。
……もう、本当に嫌になるのだけど。
話変わって、先日から、
「グレタ たったひとりのストライキ」
を読んでる……でもまぁ、前述したように日本人には関係がないし、そもそも読んじゃいけない本だろうけど。
でも、すごく面白い。
地球環境問題を取り上げた本としてでなく、子供のイジメ被害から始まる障碍と、家族の崩壊と再生が見事に描かれた物語として見応えがある。
興味深かったのは、彼女が主張する説の中に、「世界の富裕層上位1%が生活水準を欧米の平均レベルに合わせるだけで、世界のCO2排出量は30%減る」と言うもの。
実は、コレだけでパリ協定の掲げる2030年の目標は達成出来る……そうやって、富豪や彼らに支持される指導者が生活態度を変える、そして世界がそれに合わせる……上に立つ人間が考えと生活態度をあらためなければ世界は変わらない、と彼女は訴えている。
これには一理あるし、彼女が国際会議場で再三訴えてるのもそこに来ている人たちへの願いと言う事で理解出来る。
でもまぁ、日本では、
「ガキは学校へ行け、大人に口ごたえするな。
社会に出ても、上司には逆らうな、それが嫌なら偉くなれ。偉くなってから世の中変えろ。
この世の中はオレらのやり方でやっていく、そのツケはお前らが払え、オレは知らん。
テメぇらガキ共はオレらのツケを払って勝手にくたばるがいい」
が正論。それ以外ない。
大体、日本社会、そして教育と言うのは、可能性のある子供を権力者の犬か社会の歯車に作り変えるのが目的であって、個人が発言する、しかも、子供が大人に向けて意見を発するなど、あってはならないのだから、彼女に対する反発もまた理解出来る所ではあるのだけど。
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