日曜は、午前中晴れ、とか言っていたけど朝から雨だったので諦めて映画に行く。今日は、ブルク13で映画3本。
1本目、
「スパイダーマン:スパイダーバース」。
これは、新たなスパイダーマンの誕生を描くアニメーション。
ニューヨークである日、何者かによって時空が歪められる事故が発生。スパイダーマンでありながら、その力をうまく制御できずにいたマイルスの前に、異なる次元で活躍するスパイダーマンたちが姿を現す……
こいつは傑作だ!
今年度のアカデミー賞、長編アニメーション部門受賞作だけど、なるほど、と言う感じ。
これぞ、アメコミの正しいアニメ化だ。劇画タッチのアメコミの絵柄がそのまま動き、リアルな背景、ポップな演出もサイコーだ。
これ見せられちゃ、日本アニメもうかうかしちゃいられない、と言う感じ。
物語もテンポよく、スピーディーだけど判り易い展開に、笑いと泣かせも文句なし。こりゃ、本当に大したもんだな。
このクオリティなら、もっと観たい。続編希望。
2本目、
「グリーン・ブック」。
これは、今年度、アカデミー賞作品賞受賞作。
1962年、カーネギー・ホールに住む天才黒人ピアニスト、ドン・シャリーが差別の残る南部でのコンサートツアーを計画。用心棒兼ツアー・マネージャーとして、イタリア系のトニー・“リップ”・バレロンガを雇う。
ふたりは黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を頼りに旅を始めるが……
物語は、人種差別を取り上げた社会派、と言うよりも、凸凹コンビのロードムービーと言う感じ。
(スパイク・リーが怒るのが判った)
社会を変えるには、声高に主張するのではなく、その態度を以て周りから変えて行こうとするドン・シャーリー。
それがどのような結果を生んだかは判らないけれど、この旅を通じ、差別主義者だったトニーを変え、生涯の友としただけでも意味があったろう。
巧みなピアノ演奏(さすがに音は吹き替えだろうけど)を見せたマハラーシャ・アリも凄いが、14kgも増量し、大食漢のイタリア人を演じたヴィゴ・モーテンセン
の役作りにも感心……ラミ・マレックがいなきゃ、今年の主演男優賞はヴィゴだったろうになぁ……
3本目、
「宇宙戦艦ヤマト2202 第7章 新星編」。
これは「ヤマト2202」の完結編。
物語だけど、相変わらずのぐだぐだ。
まぁ、これ、メロドラマをやりたいのは判るが、
「引き金を引かない事」
を目指す、古代進(まぁ、現在日本を体現しているのだろうな)の優柔不断な態度に終始。
一刻を争い、武器を突きつけあう修羅場の戦場で、大げさに泣きわめき、愛だの人生だの魂だのと文学青年の世迷言のような美辞麗句を並べ立てる展開
には心底うんざりだ。
また、元々TVシリーズだけに、20分に1回クライマックス級の盛り上げが来る展開にも疲れる……映画として見せるならば、これは編集して欲しい所。
SFとしても、心を持たない戦闘種族とかクローン生命体とかの設定も古臭く、ガトランティスを生体兵器として描くなら、サイボーグ化されて兵器と一体になっているくらいのビジュアルを見せてもいいのでは……?
この辺り、シリーズ構成&脚本の福井の限界か……政治劇や社会派サスペンスの書き手としては認めるけど、戦争を「ガンダム」でしか知らず、SFの素養も
薄い……「2199」は、元々がTVシリーズのリメイクだったので、構成にも納得出来、内容もSFと言うより戦争映画だったのでボロは出なかったが、この「2202」ははっきり言ってまるでダメだと思う。
今週は、月曜、虎ノ門外出だけど、めぼしい映画なし。
水曜、
「「9月の君に出会うまで」
木曜、
「天国でまた会おう」
金曜、
「ウトヤ島、7月22日」
「ライ麦畑の反逆児」
の予定。
ログインしてコメントを確認・投稿する