mixiユーザー(id:6231411)

2019年02月11日00:34

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老人と共存する

老害を批判した時期もあったが
誰もが年を取り、「その日」はやってくる
我々も儒教文化の影響を色濃く受けて
道徳感覚を育んで大人になった口であるから
年上の先輩に「ジジイ」だの「ババア」だの
無礼な言葉遣いで呼んだ事は一度もない

子供の頃から年長者に洗脳されてきたからである
年上の人は無条件に尊いので敬語で喋れ、
敬意を示せ、
無条件で敬え!
と言い方を変えてそういう意味の教育を受けてきた。

で、中学生の時にその疑問は爆発した。
大変残念な事だが、教師が既に
中学生に授業を教えるには足りない程度しか教養がない事が
少し見えてしまう瞬間があったからだ
一方で、彼らもサラリーマンであり公務員であり
家庭もある生活もある連中であることはすぐに分かったが
年代によっては三流大学の出身でろくな勉強もしていない人も
運動バカも、
逆に年代によっては一流国立大学出身の凄いエリートも混じっていて、
中学校の教師の方が、小学校の教師になるよりも
格段に簡単である事が明らかだったからだ

それまで、ただただ尊敬することが多かった小学校の先生と違って
どうして中学校の教師に対して尊敬は出来ないのか?という
曖昧な疑念が少し晴れつつある時だった

そんな事は、子供でも分かる事であり
大抵の人間が到達する地点なのであるが
その教師たちが、ただ教師であり年長者であるというだけで
偉そうにしてふんぞり返っているのが許せないし我慢できなかった
僕は偶然だが「虎の巻」と呼ばれる
いわゆる指導要綱を
小学校の高学年から読む機会を得ていて、
指導要綱のまんましか授業が出来ない教師と
そこから自分なりの指導方法を加味して授業している教師と
オリジナリティある指導方法で授業している教師の見分けがついていた
残念だが、少しだけ年長の人たちの手の内が見えていたのだ

ベテランの教師の殆どは「流石」と言える手際と言うか
技術が手に付いていて、教育技術については文句はなかったが
倫理感覚は時代錯誤も良いところで
旧日本陸軍仕込みの規律を強要するものもあれば
「しつけ」と称して軽率に体罰を加える者、
色々居たのだが、まぁ生徒が真っ向から対立するのも
逆にバカバカしい話だった

あるとき、仲のいい社会科教師と
僕の純粋な気持ちと教員たちの内部の事情について
少しずつ説明を受けて、「ガス抜き」をされていた事もある
その中で、もっとも最長老クラスの教師たちは
さらに頑迷で時代との折り合いがつかないものが多かった

例えば廊下の真ん中には生徒たちに右側通行を促すために
テープでラインが引かれていたのであるが
それをお構いなしに廊下のど真ん中をちんたらちんたらと
老教師たちは歩くのだ
走ってはいけないのだが、別の教師の指導では
走らねば間に合わないタイミングで集合だの解散だの
身勝手に発令するのだ
だから邪魔なので彼を避けるようにして
すり抜けていくのだが、どうやらその老教師はそれが気に入らなかったようで
後に授業でそれを非難する
しかもその理由が、教師に対するリスペクトが足りない!というものであったからお笑い草である。
特にその教師の戯言には気にも留めていなかったが
若くて教養のない教師が主導権を握っても困るし
かといって古臭い権威主義的アナクロニズムの塊が幅を利かすのもどうかと
それを「どう思うのか」と
彼らの中間に居る中年教師に伝えたのだ。

「君たちの中にもひょっとしたら教職を選択する者が
居るかも居ないかも知れないが、その時になれば分かる」
説明になっているようななっていないような事を彼は言った。
因みにあれだけ仲が良かったこの先生の名前が思い出せない。
顔も声もはっきりと覚えているのに。
そして、僕は彼にこう告げた。
「きっとそうだろうという事は想像がつく。
だが、我々はこの大人の都合に対して甘んじて受けても良いものかと」

「お前さんが、そこまで言うのなら。
いや、そこまで理解しながら言うのなら
大人しく見守ってやってくれないか。
お前たちにとっての先生たちは偶々この学校に配属された
教職員に過ぎない。
偉そうにワシが言うのもなんだが、立派で尊敬に値する人物も居るけど
もっと精進が必要だと思う人も
性格に難があったり時代感覚のズレがある人や
倫理観に問題がある人も中には居るのだが。。。

それはどこの組織においても同じなのだ」

頭をハンマーで殴られたような気分だった。

「学校の先生だからと言って、特別な人間ではないし
人が集まればそういうギャップと言うか摩擦と言うか
そういうものは必ず発生する。
それを規律やマナーや法律や色んなもので整えていく事が
社会にとって必要な事なんだなぁ」

言われれば言われるほど
僕はまだ「守られた場所」にいて
教師たちと真っ向から対立することが憚られた

だけど、老人との共存はいずれ必要な上に
自分たちも老人になることも
想像しながら文句は言わないとアカンな、と
その時の先生に言われたことは覚えてる

免許の返上問題も
年齢制限と、一定の時期が来たら技能検査を義務付けないと
たとえ生活手段として剥奪するのが忍びないとしても
事故が多発するようでは運転されては困るので
たとえ貴族や権力者でもそれはアレせんと
専用の運転手雇えばいいのよ。。。

■英フィリップ殿下、免許返納 事故「太陽がまぶしくて」
(朝日新聞デジタル - 02月10日 20:19)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5493055
 英国のエリザベス女王(92)の夫フィリップ殿下(97)が運転免許証を自主的に返納したと、英王室が9日、発表した。殿下は1月、英東部サンドリンガムで車を運転中に乗用車との衝突事故を起こし、乗用車の女性2人がけがをしていた。

 殿下は事故の2日後にシートベルトを締めずに運転する姿が報じられ、批判されていた。英メディアによると、殿下はその後、事故で手首を骨折した女性に対し、私道から幹線道路に出る際に太陽がまぶしくて相手の車を見逃したと説明し、「非常に申し訳なく思っている」と謝罪する手紙を送った。(ロンドン=下司佳代子)
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