「独裁者と小さな孫」を観る。
ヨーロッパで亡命生活を続けるイランの巨匠モフセン・マフマルバフ監督が、暴力と憎しみの連鎖から容易には抜け出すことのできない混迷の社会情勢を背景に描く感動の政治寓話。クーデターによって国を追われた冷酷非道な独裁者が、幼い孫とともに逃亡の旅を続ける中で、自らが犯した罪の重さを目の当たりにしていくさまをユーモアを織り交ぜ辛辣に綴る。
落差の激しい展開です。
コメディかと思えば目を伏せたくなるようなシリアルな場面も。
孫には罪はありませんが、民衆からしたら罪人。
耳をふさいでも聞こえてくる生々しい声。
それが現実で避けられないものと気がつくのはいつになる事だろう。
もしかしたら気がつかないかも。
復讐は復讐を生み、復讐から始まる民主主義には意味がない。
なんとなくわかるような気もしますが、許す寛大な心は兼ね備えていないかも。
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