実は、自室でタバコが吸えるように、と
最近になってJTのプルームテックを購入した。
悪くない。
だが、たばこ愛好者にとっては
「これは、たばことは呼べない」
というシロモノである。
やはり、何か「嗜んでいる」という感覚は薄く
中毒患者が禁断症状を抑えるが為に吸うような
そんな感覚になってしまい
本来の
「有害な」煙と隣り合わせになってまでも
吸いたいと思わせる燃焼式たばこと比べると
インパクトも味わいもニコチンの入り具合も
そして、喉を刺激する煙の感覚までもが物足りない。
分類上は「たばこ」であり
ニコチンを摂取する事を楽しむ喫煙具には違いないが
僕が使用しているプルームテックは
匂いもしないので、その実感が無いと言う事だ。
だが、しかし。
こんなシロモノを誰が好んで吸いたいと思うのだろうか。
それは、今まで燃焼式たばこを吸っていたからこそ、
その代用品である加熱式たばこ「でも」吸うか、と
吸っているのであって
最初から、似て非なるものと感じる加熱式たばこに
新たに吸い始める人が居るのかどうかと疑問に思うのである。
今回の事件も
被害者の自宅のコンロに水銀をくべれば
同じ効果が得られたであろうし
手っ取り早い加害装置として
加熱式たばこを容疑者は選択したに過ぎない。
言い換えれば、
凶器が加熱式たばこであったかどうか
が問題なのではなくて
化学薬品を取り扱うもしくはその特性をよく知る人物が
悪用を思いついた時、何も知らない人が対処できるのか
知りえるのか、防げるのか?
という問題が当事者以外には問題であり
もっと言えば、
容疑者が殺意を抱いた動機の方が
もっと重要である。
悪意に対して事前に防ぎ立てというのは
ほぼ出来ないものなのである。
じわじわ中毒症状で殺すだけが目的なら、
車のエアコンの中でも
換気扇のモーターでも
何でも良かったわけである。
その手口が個性的であるから
報道の対象となったところまでは致し方ないが
記事の中心に置くべきは「加熱式たばこ」ではなく
「金属水銀を気化させて吸わせる方法」であることに
留意してもらいたい。
これは、喫煙者の感情論だと言われてしまうかもしれないが
全然違う。
ニュースが面白おかしく切り取られることに我慢できない、
毎回僕がかみつくパターンの一つである。
■加熱式たばこに水銀仕込む=殺人未遂容疑で男逮捕−滋賀県警
(時事通信社 - 01月10日 11:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4936856
加熱式たばこに水銀を注入して知人男性に吸わせ、殺害しようとしたとして、滋賀県警捜査1課などは10日、殺人未遂容疑で設備業宮脇貴史容疑者(36)=大津市関津=を逮捕した。容疑を認めているという。
逮捕容疑は昨年6月3日、滋賀県栗東市の路上で、体温計などに使われる金属水銀を注入した加熱式たばこ1箱(20本入り)を同市の無職男性(37)に手渡し、翌4日までに14本を吸わせ、頭痛や味覚障害などの症状を起こさせた疑い。
同課によると、男性は宮脇容疑者が以前経営していた会社の従業員。男性は同日に滋賀県内の病院に救急搬送され、血液や尿から基準値以上の水銀が検出された。男性は現在も体調不良が続いているという。
男性は県警草津署に被害を申告。残っていたたばこなどを調べたところ、致死量に相当する水銀が検出された。宮脇容疑者は1本につき0.3〜0.5グラムを注入したと供述している。同課などは2人の間にトラブルがなかったか調べる。
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