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2015年02月15日21:48

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エダムとミモレット

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先日の日記に登場した「ミモレット」は
フランスのハードチーズで
まるでカラスミ(ボラの卵巣の燻製)のような珍味で
色んな食事やお酒に合うのだと述べた。

実は、同じく「からすみ風味」の
美味で比較的お手頃な有名なチーズがある。
原産国が代わると違うチーズになる。
形も色も違うので分かり難いが
食べると納得するのである。

その名は「エダム」

ミモレット自体が、
フランスが元々オランダから輸入していたこの赤だまこと「エダム」を
摸して作ったのが「ミモレット」なのだ。

17世紀、太陽王と呼ばれたフランスのルイ14世が布いた
重商主義の中で、ライバルのイギリスとオランダの製品に高い関税を課したため
国内で安価な「エダム」が手に入らなくなったフランスが
オランダから製法を摸して作り始めたのが「ミモレット」だったのである。

つまり、このエダムは熟成している間は
ミモレット同様
アシブトコナダニ、通称チーズダニと呼ばれるダニによって
表面を覆い、熟成するのである。
表面を削り取って、ワックスを塗って出荷すると、もう熟成は進まないと云うから
不思議なものである。
害虫の代表取締役のように言われるダニだが
実際には人間に有益なものも居るわけで
殆どが小さ過ぎて関係なく無害、
僅かに有害なダニが居る、と認識した方が良い。

話は戻るが、表面の赤色は、輸出する際に
削り落とした部分を赤いワックスでコーティングして出荷するので
赤いのである。当然、食べられないのだ!!

余談だが、ミモレットはアメリカの一部の州で
ダニが居るから、という理由で輸入差し止めになったことで有名だが
同じ製法で作られる「エダム」が差し止めになった話は聞かない。
つまり、ダニで作っている事に対するケアーが為されていると云う事か。
同じ製法なんだから、
ミモレットもエダムのようにして居たら
そんな事にはならなかったのだろうにねぇ

エダム
原産国 オランダ
ナチュラルチーズ
硬さ ハードチーズ

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