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2015年01月04日03:33

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いたちごっこ、かも知れぬ

罰則規定の無い「協定」程度の縛りなら
平気で飛び越える位の柔軟性が無いと
大学と云う不確かなポジションからいきなり企業人として
活躍できるほどの逸材である筈が無い。

というか大学生と企業人は近しい存在でありながら
全く結びつかない本分を双方が持っている事を考えると
就職協定云々と云うより、大学の就職課は何やってるんだ??
という思いの方が強い。
学生は、企業の現実と駆け引きに塗れた政治色のある実学とは
一線を画した学び舎で「学問を修める」ために進学している「はず」であって
就職に備えた「職業訓練学校」に通っているわけではない筈だ。

大学卒業資格に
国家資格の試験などで一部優遇があるので
職業訓練学校の要素を持たないとは言わないが
それは専門資格職に対する学部の事であって
大多数がその先に見据える一般企業へのアプローチを
その大学がどう考えているのか、というところまで
ある程度示すべきだと、僕は考えるのだ。

一方で、企業側は
そんな就職など意識しないで学問を修めながら
いずれは実社会に進出する。。。程度の学生を含め、
名門国立大学に居るエリートをゲットしようと
狙っているわけだが

そもそも「体験入社」させて、
自社への適合性を覗き見ようと云う考え方は
実に合理的なのである。
それこそが真の「青田刈り」であり、
雇いたくない学生は雇わなくて済むので便利な仕組みである。

一方で、そもそもが社会と云うか
企業に適合性が低い学生も
世の中には沢山居るわけだが、彼らも就職は望むわけで
嘘偽りは多くないとしても
虚飾に満ちた身の整え方で臨む「就活」によって
彼らの人生はアジャストされているわけである。

働きたいという意欲が高いわけではなく
働かねば生きていけないから、就職するだけ。
そんな彼らが一時的に「企業人向き」を装って
採用試験に臨むのであるから
ろくな結果には終わらないのである。

今の企業にはそういった不適合者が沢山漂っていて
企業に入ってから、そこのスタンスに渋々合わせていくようなスタイル、
或いは一旦どこかに入社してから
自分にあった企業に転職して行くと云うスタイルが横行しているのである。
従って、大真面目に採用試験を実施しても
望み通りの採用結果に至らないのは自明の理であり
「本当に欲しい人材」と云うのは取りに行かないと得られない。
そういう時代なのである。いつだってそうなのかもしれないが。

失業者が世に溢れる事は、政府も望んではいないけれども
理由を付けて、無理やり採用させると云う事が実際には
横行してしまうのはこういった勝ち組の採用と、
漫然と採用している企業との決定的な差となって現れているのではないか。

企業側から見れば
その勤務地の立地条件や
入社後の個人のキャリアに対する姿勢などで
もう少し採用方法は自由になって居ても良いだろう、と
考える一方で、実際に働いてみて不適合と判断される人種に対しては
早期に「戦力外通告」出来る仕組みが欲しいところである。

言い方を変えれば、アンフェアを無くす代わりに
努力しない人間をいつまでも雇いこまねばならない仕組みも変えないと。
或いは、アンフェアを横行させても良いから、
一回雇いこんだ人材に対しては政府も企業も
責任を持って面倒を見られるような仕組みを作るか。

最近は、「(一定比率の)障害者を雇いなさい」と言わんがばかりの
税制優遇対策も取られていて
人事担当者を悩ませているばかりである。
いや、良い事なんだけれども
だったら一旦雇って、3年以内に不適合と判断される社員は
解雇或いは臨時雇員に降格しても良いと云うルールも要るだろう。

インターンシップは企業活動においては
とてつもなくエネルギーを要する事であって
教育の一環であるのだから青田刈りの場の為にあってはならないと思う。
僕はアンフェアを無くすのであれば
表向きだけで良いから、
学生は、4年は勉強して
その後にインターンの年を作って
翌年に就職する、という1年長いスパンの就職サイクルが良いと思っている。
ついで言うならば
インターンの学生を雇ってはならない、というルールも要るだろう。
「欲しいのに、残念」と云うかもしれないが
本当は社会の為に教育の一環として
学生が企業に体験活動しているだけ、なのをそう呼ぶべきだからである。

えらく大学寄りの結論になってしまったが
就職課が前に出て頑張っているのが売りの大学は
就職面で、親を喜ばせ、学生を楽にさせる効果はあっても
学問の充実と云う点においてはヨゴレであり
企業としては信用ならないと思っているからこそである。

学生は勉強に4年間を費やして貰いたいものである。
遊びと就職活動の為に使うだけであれば
「職業訓練大学」と「学問追究大学」に二分した方が良い。
企業もちゃんとその辺りは考慮して雇うからさ。
文系は言うに及ばず、理系なんか特にそうだと思う。
詰め込んでおくものが何か、最初から示されるわけよ。

ま、これも時代が左右するものかと思えば
言うだけなら楽で、実際には
有効求人倍率の云々とかで政治側の事情が
優先されて迷惑な話なんだけどね。



■「就活」戦線異常あり…“短期決戦”のはずが「インターン」「企業カフェ」増え、長期化へ
(産経新聞 - 01月03日 20:06)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=133&from=diary&id=3211013
 大学生らにとって初めて企業社会のオモテとウラ、建前と本音の違いに直面するのが就職活動(就活)だろう。平成28年4月入社を目指す大学生に対し、日本経済団体連合会(経団連)は、従来3年生の12月に開始していた採用活動を3カ月遅い翌年3月スタートにする指針を発表した。“後ろ倒し”は学業時間の確保が目的だが、個々の企業が指針通りに採用活動を進めるかは不透明。インターンシップ(就業体験)を始める企業や、「企業カフェ」と呼ばれる人事担当者と学生の出会いの場が増えるといった動きもあり、「実質的な就職活動は逆に長期化している」との声も聞こえてくる。(村島有紀)

 ■インターンシップ

 「前年に、活動した先輩のアドバイスが参考にならない。こっそり採用活動を始めている企業もあると聞くので、どのように活動したらいいのか、すごくやりにくい」

 平成26年12月14日、東京・池袋で開催された28年春の新卒生向けの就活関連イベント「キャリアフォーラム」に参加した都内の私立大3年の女性(20)がため息をついた。

 約60社が出展し大学3年生、大学院1年生ら約3200人が来場。大半が黒のリクルートスーツ姿での参加で一見すると例年、この時期に開催されていた「合同会社説明会」の風景と、あまり変わらない。

 ただし、企業の説明内容は「会社説明」ではなく、名目上「業界研究とインターンシップ」。企業の担当者は、業界概要の説明から始め、冬休みや春休みに開催予定のインターンシップの参加方法を説明。「インターンに参加したら、優先的に情報をお送りします」などと、その場でインターンシップの申し込みを受け付ける企業もある。

 都内の私立大農学部3年の男子学生は「4年生は、1年かけて卒論に取り組みたい。4月までにできるだけ就職活動をしたいが、実質的に就活に集中できるのが3月の1カ月間。以前のスケジュールのほうが理系の学生にとっては就活しやすい。インターンも参加したほうがいいのか迷う」と困惑した表情を浮かべる。

 インターンシップが採用とどのように結びつくのか、企業によって対応が異なる。出展企業の一社は「インターンシップの採用にも、選考がありますが、新卒採用活動とは関係ありません。申込者全員に新卒採用に関する情報をお送りします」。

 一方、今回初めてインターンシップ制度を開始したという都内の機械メーカーは「3月まで会社説明会が開けないので今年は手探り。初の試みとして3月までに3回程度、インターンを受け入れる予定。今の時期から動くのは、比較的積極的な学生が多いので、早めに接触していい学生を採りたい」とインターンシップを採用に結びつけたい考えだ。

 ■指針通りは3割弱

 そもそも政府が、経済界に求めた「採用活動の開始時期の後ろ倒し」は、就職活動が大学3年生から本格化する傾向が続き、学業への支障が出ているため。

 経団連は25年に「採用選考に関する指針」を発表。28年4月入社の採用について、「広報活動」(採用予定人数や募集職種などを明示し、エントリーシートの記入を求めたり、会社説明会を開催したりする活動)の開始日を3年生の12月1日から3月1日に、面接など実質的な選考活動を4月1日から8月1日に、それぞれ後ろ倒しにするとした。内定時期は以前と同じ4年生の10月1日以降のため、就活活動は短期決戦になる。

 ただし、指針を守る企業は少数派とみられる。そもそも経団連に所属していない外資系やベンチャー企業などは夏休み期間中のインターンシップを採用に直結させるなど、大学3年の夏頃から採用活動を本格化。就職情報会社「ディスコ」(東京都文京区)のインターネット調査(11月19〜26日、574社)でも、指針の期日を守る企業は28・6%と3割弱。エントリー開始時期は、73・9%が3月と答えたが、選考開始を意味する「面接試験の開始時期」は「3月」、「4月」、「5月」と答えた企業が半数以上。指針通り「8月」と答えた企業は16・7%に留まった。

 ■学生と企業の出合いの場

 優秀な学生を採用したいという思いから、企業は学生と早期に接触する場を求める。26年12月1日には早稲田大(東京都新宿区)の近くに、野村総合研究所や富士紡ホールディングス、ライフネット生命保険、関西電力など約30社がスポンサーになった企業カフェ「知るカフェ早稲田大学駅前店」がオープンした。企業は年間100万円程度を出資し、大学1年から院生までの学生(専門学校生含む)に、無料でコーヒーやジュースなどのドリンク類を提供。スポンサー企業の社員は、自由にカフェに出入りできるほか、業界セミナーや相談、交流会など就職に関連する少人数のイベントを開催する。

 12月15日にはスポンサー企業の一つ、JFEエンジニアリング(東京都千代田区)の人事部リクルート室の担当者が訪れ、就職活動の進め方など相談に乗った。担当者は「プラント業界は、学生にはあまり知られていないが、社会にとって大切な仕事をしている。普段の学生の生の声を聞ける場は貴重」と話す。

 「知るカフェ」を運営する「エンリッション」(京都市上京区)によると同店は、25年12月にオープンした京都市内の同志社大学前店、26年4月の京都大学前店に続き3店舗目。27年春には東京大、慶応大、神戸大など6店舗をオープンさせる予定だ。

 代表の柿本優祐さん(27)は「今の就職活動は40〜50社にエントリーして、面接を経て2〜3社から内定をもらうケースが多い。エントリーシートから始める就活より、大学1、2年からもっと気軽に色々な企業の人事担当者に接して業界を知り、自分のやりたいことを決められるような活動をしたい」と開設動機を説明する。

 2年生の冬から、同志社大学前店をカフェとして利用してきた同志社大商学部3年の小林孝輔さん(21)は「大学の近くで普段から気軽に企業の人と知り合えるのは就職活動の準備にもなる」と話す。3年生になった26年8月以降は「知るカフェ」で開催される企業のイベントに積極的に参加し20社以上の人事担当者と会った。「就職活動は、3年の夏頃から始め、以前よりも長期化し、12月には本格的に始まっている印象。でも、一生の仕事のことなので1年ぐらいかけて、じっくりと向き合いたい」と前向きだ。

 採用活動の後ろ倒しで、大きく変わった就活スケジュール。さまざまな情報が飛び交い、混乱することもあるだろうが、結局は自分の目と耳で直接、確かめなければ分からないことも多い。信頼できる企業と出合い、自分のやりたいこと、適性や可能性を見つける機会にしてほしい。

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