犬や猫などの小動物を主体としたアニマルセラピーは聞いたことがある方は多いかと思いますが、馬を活用したホースセラピーというものもあります。
ちなみに、この言葉は、和製英語で、馬を介在させた医学的・保健体育的治療をヨーロッパ諸国ではヒポセラピー(Hippotherapy)と呼ばれています。
ホースセラピープログラムを行うにあたり大切にしていることは「楽しい」という気持ちです。
ホースセラピー活動においては、利用者の心理を理解した上で、動物とのふれあいを通して、利用者ひとりひとりに合ったセラピープログラムを考え、利用者のメンタル面での、「自尊心・責任感・自立心」や「安堵感」そして必要とされている気持ち、笑顔や楽しみをもたらし、ストレスや孤独感を癒す効果に加えて、馬にまたがっているだけで馬の歩くリズムにあわせて生じる揺れにより身体や脳に刺激を与える効果を得ていきます。
そして、本来、人間が備え持つ、感情の調整や意欲の向上等、心身のバランス感覚の回復に向けて、馬とのふれあい効果を最大限に引き出すセラピープログラムをカリキュラムに沿って活動していきます。