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ホースセラピー『馬上に吹く風』コミュのホースセラピープログラム事例(いのちのつながり)

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馬は、乗り物である前に生き物であるということです。機械と違って、お互いにコミュニケーションをとることで、人馬一体となります。

馬にも、自分達と同じように「心」があり、「気持ち」があります。
馬とのコミュニケーションは相手の気配りや思いやりなど現代教育に欠かせない要素が多分にあるように思えます。

年に1、2回程度ですが、地区の子供会や、小学校のクラスレクリエーションなどで、子ども達が、「ふれあい乗馬体験」に来ます。

まず最初に、動物にも、自分達と同じように「気持ち」があること、馬と友だちになるには、どんなふうにしたら安心してくれるのか、気持ちを考えながら接してあげることが大切という説明をします。

しかし、大きい馬は初めてであったり、触れるのは初めてという子どもたちも多いので、まず始めに馬への近づき方やふれかたを説明します。

馬は目が顔の側面についているため、真正面は死角となるので、必ず横から近づき、その時には声を掛けながら自分の存在を気づかせることが大事です。

また、急に手を出すと、馬が驚くので、まず馬の顔の下に手を出して、においをかがせると、馬も安心するということを子どもたちに伝えます。

この時点で、触れることが出来ない子どもが少しいます。

ですが、遠くから馬を見る、あるいは友達が馬を触っているのを見るということにも意味があります。

「不安」や「緊張」も心の発達には大切なことなのです。

また、ホースセラピーの分野の中の「ホースヒーリング」というのがあり「心音を聴く・比べる」というプログラムがあります。

このプログラムの目的は、聴診器を使って、自分や友達の心臓の音を聴いたり、動物の心臓の音を聴いたり、動物の体の感触や体温を感じたりする体験を通して、命を実感し、「生きている」ことや「命の尊さ」を気付かせるのが狙いです。

また、馬が どのように感じているかを想像することで、相手の気持ちに立って物事を考え、人にもやさしく接することができるようになることが目的です。

もちろん、なかには動物を怖がる子どももいますから、無理をさせず、見守ります。

毎回、子供たちからは、「心臓の音が聞こえた!」、「馬の心臓ってこんなところにあるんだ!」など、たくさんの声が聞こえます。

心音を聴くことで、「生きていること」や「命」について少しでも身近に感じてもらえてるように思っています。

ちなみに・・・馬の心拍数は一分間約28〜36回です。
大型犬は約68回、小型犬は約104回だそうです。
猫は約120回。
人間は約60〜70回です。

この活動は今後、彼らの人生にどんな影響を与えるのでしょうか?
楽しい思い出や彼らが身に付けた動物の知識は、彼らが大人になっても潜在意識の中に残っていることを願いつつ、やり直しがきかない一度きりの命、その大切さを考えるきっかけにしてほしいです。

そして、少しでも動物が嫌いな子どもが減り、少しでも動物が好きな子どもが増え、そんな彼らが大人になっていくことで、人も動物も幸せな住みよい社会になるのではないかと期待するところです。

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