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みちこの映画コミュのぼくを葬(おく)る

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この邦題、いいと思いません? 

癌を宣告された31歳の男の、死ぬまでの「日常」を
フランソワ・オゾン監督が静かに描き出す。
まさにこのタイトルどおりの映画です。


似たような映画で「死ぬまでにしたい10のこと」ってあったよね。
22歳、2児の母の主人公が死ぬまでにしたいことを10こ、
リストアップして実行していく映画。

 ・.娘たちに毎日「愛してる」と言う。
 ・娘たちの気に入る新しいママを見つける。
 ・娘たちが18歳になるまで毎年贈る誕生日のメッセージを録音する。
 ・家族でビーチに行く。
 ・好きなだけお酒とタバコを楽しむ。
 ・思っていることを話す。
 ・夫以外の人とつきあってみる。
 ・誰かが私と恋に落ちるよう誘惑する。
 ・刑務所にいるパパに会いに行く。
 ・爪とヘアスタイルを変える。

これに、残していく者への愛情が詰まってる?
なんかちょっと違うことない? 新しいママとか・・
泣いてる人もいたけれど、わたしにはイマイチ。
けなげに見えるけど、リアルな人間が見えてこない。

その点、オゾンの撮った「死」は、家族、恋人、今生きている世界への
愛情に満ち溢れています。
というより、自分だけのことを考えて生きてきた(ように見える)主人公が
いかに家族や恋人を愛していたかを確認し、自分なりに別れを告げて、
本当の意味での自分を認めていきます。 
そして最後にはひとり、死を迎えます。 

はっきりいって泣きに行こうと思うならやめた方がいいと思います。
そういう映画ちゃうから。
セクシャルな描写も結構あるんで、王道が好きな方は、あれ、
ちょっと違うなと思われると思います。
けどわたしはジーンとしました。 
「死」を題材にした映画は湿っぽくて好きではないけど、この映画は別格。
心に残りました。

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