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言葉の語源コミュの『みなみ(南)』の語源

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方角を表す四つの語彙のうち、『みなみ(南)』だけが語源が解っていないらしい。
そこで『みなみ』の語源を考えてみた。

『きた(北)』の語源は解っていて、『きたなし』の語幹で不浄な方角という意味らしい。
それなら『みなみ』は神聖な方角という意味ではないかと見当を付けた。
すると、まさにそんな意味が浮かび上がって来た。

語頭の『み』は神の意。
そして『なみ』は古い動詞『なむ』の連用名詞形で、『なむ』は「祈る」という意味。

※この『なむ』はアイヌ語『カムイノミ』の『ノミ』とも関連がありそうだ。

従って『みなみ』とは神に祈りを捧げる方角という事になる。

コメント(11)

> ミスターXさん

東は『ひむかし』。
『ひ』は「日」、『むか』は「向か」、『し』は方角及び風を意味する語彙という事で、『ひむかし』とは「日に向かう方角」という意味ですね。


※宮崎地方はかつて『ひむか(日向)の国』と呼ばれましたが、『ひむかの国』とは「東方にある国」の意味でしょう。
という事は宮崎地方を『ひむかの国』と名付けたのは宮崎の西方に居た人たちという事になります。
従って古代日本において熊本に有力な政治勢力があったと考えられます。


西は『いにし(往に方)』の語頭の『い』が脱落した形と考えられています。「往ぬ」の主語は太陽で、「太陽が行ってしまう方角」という事ですね。
南が神に祈りを捧げる方角というのは、いわゆる「天子南面す」という古代の中国や日本の理想としたスタイルにも合致しますね。
> イキナリさん

そうですね。
『みなみ』の語源からは、この言葉が太陽神信仰と深く結びついていることが窺えますね。

ただ、神を意味する『み』は蛇を意味する言葉でもあり、『み』そのものは蛇神信仰と結びついた南方系の語彙なのかも知れませんね。
『ひむかの国』については別の解釈もできます

故長田夏樹博士の著「邪馬台国の言語」には、『卑弥呼』の読みは『ひむか』であると書かれています。

そうであるならば、『ひむかの国=卑弥呼の国』ということになって、女王国は宮崎にあったということになりますね。

ただ、長田博士はアルタイ語の専門家であって、漢字音の比定は専門外のようですが。
【南】の漢字の中には幸と言う字があります。 
【幸】と言う字からできているように思えますね。幸の土に||で南です。

どっちが先に出来たのか?(笑)

北と比で、北は背中の方角で「来た」を語源とし、南は皆で、これから進む方角を意味します
「みなみする」で南進を意味する事も裏付けになっています
> VVAKA(ウァカ)さん

先ず、『みなみ』の『み』は語頭・語尾いずれも上代音では甲類ですが、『みな(皆)』の『み』は上代音では乙類で別音です。

『きた(来た)』は口語であり上代には有り得ない表現です。
八母音説のみを根拠に否定するのは感心出来ませんね
手元の字源でも
【北矢印(右)ホク矢印(右)ボク矢印(右)矢印(右)黒】
を表し、南は白を表す皆との関連が書かれてます
> VVAKA(ウァカ)さん

上代音=八母音説は橋本進吉博士の提唱以降多くの学者によって支持されて来た学説であり、それを否定するのであれば否定する根拠を示すべきでは有りませんか?
> ☆諒さん
有名なのでは最初期に日本語を文字にしたのは外国人で、日本人が使い分けていない部分まで発音のみ聞き分けて表記した説ですかね

どちらにせよ、昭和50年代から反論が繰り返され論争になり、結論は出ていません

つまり八母音説は確たる根拠にならないって事です

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