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言葉の語源コミュの『おれ(俺)』の語源

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一人称の『おれ(俺)』の語源については、以前は『おのれ』が語源だろうと簡単に考えていた。今でも『おのれ』が語源と書かれた本もある。

しかし、『おれ』は元々は二人称で、相手を見下した表現だったらしい。
となると、上代から一人称として使われて来た『おのれ』を『おれ』の語源と考えることはできない。

そこでこんなふうに考えてみた。
二人称であり、かつ相手を見下した表現として『なれ(汝)』がある。このnareの母音交替形としてnOreという語形を想定できる。

【※大文字は上代音の乙類を示す】

このnOreがnOre→nore→oreという音声変化・語形変化を経て『おれ』になったのではないか…と。

文献に表れた時点で既に『おれ』なので、この変化は文献以前の時代に起きたと考えざるを得ないのだが。

コメント(9)

あ、nOre→nore→oreの他にnOre→Ore→oreという変化も考えられますね。

むしろその方が蓋然性は高いかも知れないな。
語源は【倭】ですね
「自分達の事を【ワ】と呼ぶので倭人と呼ぶ事にした」
と後漢書だかに書かれていた訳で
【ワ矢印(右)ワシ矢印(右)ワタシ矢印(右)ワタクシ】
の変化を基本として
【ワ矢印(右)ワレ矢印(右)オレ矢印(右)オノレ】
のような変化もしている訳です
> VVAKA(ウァカ)さん

トピ立ての文章の中でも書いた事ですが、『おれ』は中世までは二人称として使われていました。その点をどう説明されるのでしょうか?
> ☆諒さん
一〜三人称は常に混同に晒されてますよ
この言葉の変化の原因は「混同」や「見下した言い方」を避ける為ですが「見下した言い方」とされる原因は【馴れ】という非常に曖昧な概念です
【オマエ】【キミ】【キサマ】など、よく似た例は幾らでもあり【御苦労様】なんかも代表例でしょうね
> VVAKA(ウァカ)さん

時代による意味の変化と混同とは違います。

『おれ』が中世以前に一人称に使われた例は有りません。
これは時代による意味の変化と言うべき現象でしょう。
例によって字源的な解答を求めるならば
【俺】の解字は「人編」に「奄(おおい=掩・覆・被・蔽)」で、古訓は「おほいなり」
「大いなる誰彼」という意味での使い方になりますので
>元々は二人称
というのは正しいようで
>相手を見下した表現
は間違いのようです
これが近代には「おおきに」「おろか」「われ」の読みが加わってますので、読み方の流れとしては「ワレ→オレ」のようです

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